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その悩みの解決方法をあなたは既に知っている

ここで語るのは、私が「悩み」を解決するときの判断材料としていることで、あくまで主観的な意見なので全くアテにならないかもしれませんが、もしかしたら現在あなたが抱えている「悩み」を解決するヒントになるかもしれません。


みんな悩みを抱えている

私たちは日々の生活の中で、多かれ少なかれ様々な悩みを抱えていると思います。「悩み事」じゃなくとも問題、課題、トラブルと言えることができます。仕事のことや人間関係、健康、人それぞれの状況や立場によって出てくる悩みなど実に様々で、年を重ねればしがらみや、悩み事も増すばかり。そんな風に思って生きている方も、きっといらっしゃるのではないでしょうか。

人間が抱える多くの悩み

多くの方が抱える悩みと言えば、

  • 人間関係の悩み

  • キャリア(仕事)の悩み

  • 健康の悩み

  • お金の悩み

この4つは非常に多いと思います。

人間関係の悩み

例えば、職場で同僚との関係がうまくいっていないことで悩んでいるとします。多くの場合、過去の経験から、コミュニケーションの改善や相手の立場を理解することで解決に向かうことを私たちは、ほとんどの場合どこかで気づいています。

人間関係を改善するポイント

  • コミュニケーションの取り方を改善する

  • 妥協や合意できる点を探す

  • 第三者のサポートを求める

これだけじゃなく、自分自身の心の問題というのもあるかもしれません。日々の業務で時間に追われていたりして心に余裕が無かったりすることが原因で相手が不快になる発言や行動を本人が気が付かないうちにしていたりするかもしれません。これは相手の立場を理解すると通じる話でもありますが、自分自身心の心の健康に気を配ることで、相手を思いやる余裕が生まれ相手の緊張を解き関係が改善するきっかけを作ることが出来るかもしれません。もしかしたら改善は不可能だからさっさと切り捨てるのが最善策の場合だってあります。

キャリア(仕事)の悩み

ある人は現在の仕事に不満を感じており、転職を考えているとします。しかし、自分の適性や興味についての内省を行った結果、多くの場合は自分が本当にやりたいことや向いている仕事がなんとなくでもわかっているはずです。しかし、転職を迷うのは給料であったり環境や待遇面など目先の利を捨てきれないという、ある意味「恐怖」と戦っているわけです。

「やりたい事を仕事にしてる奴なんて一握りでしょ」

そう思うことは多いかもしれません。しかし、それは間違っていると私は考えていて、今の仕事は自分自身が求人みたり紹介を受けて少なからずやってみようと思ったから自分自身で選択して始めたことだと思います。言い換えるとそれは「好きなことを選択して始めた」ことで、既に好きなことを仕事にしていとも捉える事ができます。職業選択の自由は日本人に与えられた権利です。もっと劣悪な環境で生きている人たちは職業を選ぶことも出来ない人たちだって世界中には存在しています。

人は欲の塊ですから、現在の状況に不満があれば今よりも良い条件に身を置きたいと思うのが人間が持つ普通の心理で、給料に不満を感じてもっと高い給料が欲しいと思ったり、仕事が忙し過ぎてもっと自分のために時間を使えるようにしたいから残業の少ないところで働こうと思ったり、人間関係がうまくいかないからべつの職場に移りたいといった欲がもたらすことです。選択肢がない場合は行動に移せないかもしれませんが、どうしたいかは実際のところ自分が良く理解しているはずです。

※最新の研究結果とかは別かもしれませんが、この二つの書籍は中古でも高いけど、これらを読めば他の心理学系の類似本を読む必要は無いんじゃないかと思ったりします。ビジネス関連の書籍でも心理学を取り入れた書籍は数多く出ていますが、大抵の場合その辺で売られてるビジネス書などはこういう原書があってそれをかみ砕いて書かれている物が多いのでもとになってる本を読むのが効率良いかなって思います。

健康の悩み

健康の悩みと言っても今の医療技術で改善できるものとそうでない物もあるので一概に言えたものでもないですが、ちょっとした健康にまつわる悩みだったらすぐに改善できることも多いです。例えば、生活習慣からもたらされるものであったり、外的な要因であればストレスが典型的なパターンで非常に多い事例だと思います。健康の悩みについての根源を辿り解決策を考えるとなると食生生活を改め栄養バランスを考えるとか、睡眠の質を改善する、運動をする、タバコやアルコールなどの摂取量に気を付けるなどがあげられますが、ダイエットが続けられないとか、辞めたいのにタバコやお酒がやめられない、といった例ならば本人はやるべきことは既に理解しているはずです。それでも出来ないのは単純に欲が勝っているからか、ニコチンやアルコール、違法薬物のように脳内物質が作用して本人の意思を無視して起きていることもありますから、一概に意思だけではどうすることも出来ない場合もあります。そんな時こそ専門家の助言を求めたり社会的なサポートを活用するなど対策が見えてきます。それでも行動を起こさない根源には、もしかしたら「やりたくない」と心の中で思っていることもあるかもしれません。心の底では別に痩せなくても良いやとか、たばこなんて辞めなくても良いや、そう思ってるかもしれません。

ちなみに私は喫煙者です。電子タバコも普通のタバコも吸いますし葉巻も吸います。このご時世で「たばこなんか別に辞めなくても良いや」ってそう思ってます。最近はみんな電子タバコになったり、そもそも吸わないって方も増えましたけど、昔は煙草を吸うのがカッコ良いみたいな売り出し方をしたり、今は吸うのがダサいとか健康被害があるとか税金がとか色々言ったりして何かに付けて理由をつけてますけど、そんなメディアや他者の意見などは関係なしに自分はやめる気がありません。先日お亡くなりになられたムツゴロウさんは享年87歳、たしかムツゴロウさんもヘビースモーカーだったはずです。たばこを吸っていようがなかろうが長生きする人は長い生きするし死ぬときは死ぬのが人間です。それに喫煙率が下がってきているのにガンで亡くなる方が減ってるイメージも無いですよね。税金が上がって値上がりしたからって理由もその分稼げばいいじゃんって思うので、だからメディアがいくら騒ごうが他人が何と言おうが無理して辞めなくて良いやと思ってます。うまい酒を飲みながら葉巻吸いたいもん。そんな自分ですが嫌がる人が多いのも事実ですからマナーは守りますしTPOもわきまえます。食事してるときに他人が吸ってるたばこのにおいがしてきたら喫煙者の自分でも嫌です。うまい物を食うならそのうまいにおいも楽しみたい。
そんな話はどうでも良いですが、何が言いたいかというと、止めようと思う事を辞めたら、そもそも悩みが無くなりますってことです。

少し話が逸れましたが、多くの悩みは悩みが出てきた時点で実は解決策とセットであることも多く、解決までに至らない時は人間の意識的な部分であったりエゴがそれを阻んでいることが多いと思っています。

潜在意識の声を知る

問題は、意識して解る部分とそうでない部分があること。そうでないとは、何が言いたいかというと「無意識(潜在意識)でその悩みを解決させたくない、解決するのを拒否している自分が居る」ということです。

例えば、転職したいけど行動に移せないのは給料を下げたくないとか転職がうまくいかなかったらどうしよう、そうなったら家族を養えないくなるのは恐ろしい、といったような恐怖心だったり不安だったりがあり一歩を踏み出せないでいたり、家族がその不安を抱えていて承諾してくれないことだって考えられます。また、この人と険悪になったら今後の仕事に支障が出るとか、嫌なうわさが広まって何か言われたりするんじゃないかとか、喧嘩になってしまうんじゃないかといったような理由から本来付き合わないで良い人間と接点を持ち続けてしまっていたり、ダイエットしたいけどそれよりも食べたいとか、無意識で持っている不安や別の欲求が勝っていることで改善策を受け入れることが出来ないでいる事が多いのではないかと思います。

これらの問題を簡単に解決する方法は「心の声」に隠されています。

そして問題を解決に導くために必要なことは以下の4つです。

受け入れるべきことは受け入れる
認めるべきことは認める
捨てるべきはものはすぐ手放す
すべてを許す

多くの悩みは既に答えが出ている

全ての出来事は「原因」があって「結果」があります。原因がわからない物も過去を振り返って見れば、自分に原因があったり、もしかしたら他人が抱いた感情が引き起こしたものかもしれません。自分が知らないところで他人がその感情を持たったのにも必ず原因があるはずです。それは変えようのない事実ですから認めざる負えません。認められないのは人間のエゴですからこれを捨てることができれば楽になります。また許すこと、というもすごく大切です。それは自分であったり他者でもあります。完璧な人間などいませんから誰しも過ちを犯します。その過ちを許せるかどうかで自分の心が解放されるかどうかが決まったりします。

例えば、失敗を恐れている自分、後悔している自分、不甲斐ない自分、悩みの中には色々な思いがあると思います。それを全て認め受け入れて、そんな自分を許すことや他人の事も同様に、他人から受けたひどい仕打ちに恨みやトラウマを抱えていたりするとそれが原因でいろいろな弊害が起きたりするものですが、相手を許すことが出来たらその悩みはすぐに過去のことになり前に進むことができます。

典型的な例だとアダルトチルドレンとかが思い浮かびます。子供の頃に親からひどい仕打ちを受けたりして大人になってもトラウマを持っていたりしても、何かのきっかけで許すことが出来たら自分の中からその悩みは一気になくなります。しかし、人は感情で動く生き物ですから他者を「許す」という事がなかなかできません。でも合理的に見れば解決策はそこに既にあることが多いんです。
では、ひどい仕打ちをしてくる理不尽な人も全て許して受け入れるのかというと、それは全く別の話で違います。自分に害をもたらす人間は、この世の中沢山いますから、そういう人は勇気を持ってバッサリと切り捨てるという事が大切です。捨てきれないのは、あなたがとても優しい方だからです。しかし、その優しさを利用しようとする打算的な人間がいる事を絶対に忘れてはいけません。自分を犠牲にして他者を優先し優しくするのは自身の心の声を無視していることになるのでとても不健全なことです。つまり悩みとなる問題は起きるべくして起こる「原因」がそこにある、ということになるので取り除けば問題は解決に向かいます。

あとがき

これが自分が考えている「悩み」を解決する方法として考慮していることなんですが、言葉にするのは簡単だけど、そうもいかないのが人間の感情ですよね。だから人生は面白いのかもしれないとも言えますけど。
もし現在、何かで悩んでいる人がこの記事を読んで少しで気持ちが晴れたり何かのきっかけになってくれたらうれしいかな。


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