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オリバー・バークマン「限りある時間の使い方」かんき出版(FOUR THOUSAND WEEKS)

先月、久しぶりに紀伊国屋書店(富山店)にいったら、この本がベストセラーになっていたので、ペラペラとめくっていたら<ハイデガー>という無視できない人の名前が出ていたので、読んでみることにした。

エッセンスは下記の通り。まあビジネス本は、どうしてもそんな読み方になるかな?俺はこの本がきっかけで、ハイデガーの世界にしばし浸かることになってしまった。机上には分厚い「存在と時間」が・・(大汗!)。ああ、また挫折するんだろうなぁ^^!

<メモ>
・人生は80歳まで生きるとして4000週間しかない。
・それなのに、私たちは「効率性」とか「タイムマネジメント」に縛られて、本当にすべきことを犠牲にしなかったか?
・そもそも「時間をコントロールする」という発想自体が誤りではないか?
・現代人は「他人の期待を無限に受け容れる容器に化しているのではないか?
・脱スムーズ、脱便利こそが豊かさを生み出すのではないか?
・有限の中の人生を考える上でハイデガーは避けて通れない大哲学者だ。
・無限の可能性から有限で狭い可能性にしなければ不幸になる。
・バフェットは「やりたいことを25リストアップしなさい、次にTOP5つだけに時間を費やし、残りの20は切り捨てなさい」といった。完璧主義は身を亡ぼす。
・アテンションエコノミーの嵐に知らず知らずに巻き込まれ、有限な時間が無意味なSNSに使われていないか?
・じっくりと「聞くこと」「忍耐すること」「待つこと」が問題を解決する能力を格段に向上させる。
・「こうあるべき」から自分を解き放とう!「問い続ける」ことで有限な時間を精一杯にいきることが豊かな人生につながる。

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