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北海道から北陸へ     幸せ探しの一人旅      新潟、富山、石川、福井10/6(5日目)



10/6新潟、富山、金沢、福井


まずは糸魚川まで南下

昨晩は日本海からの暴風で車体が揺れ揺れで、寝不足気味の朝を迎えた。8時に上越市道の駅うみてらすを出発し北陸方面へ車を走らせる。昨夜からの強風は未だ止まず油断をしてるとハンドルが持っていかれそうな感じだ。

崖の斜面を削って国道を作ったのであだろうそんな凄い景色の中を進んで行く。

10時くらいに日本海糸魚川の町に入った。ここはフォッサマグナで有名なところ。日本を地形的に2つに分ける境目。


車はさらに日本海を走る。しかしまだ新潟県である。新潟県が実に縦に長い県だと言うことを実感する。

糸魚川


富山県に入った。なぜか先ほどから風がピタリと止んでいる。
能登半島がブロックしているのだろか風雨が少しおさまってきた。


さあ今日は福井まで行かねばならない。そろそろこの辺から高速に乗ることにする。

白山、小松市を通過したらしい。



石川県を過ぎ昼過ぎにくらいに福井に入った。



高速を降り今日の最初の訪問地東尋坊に到着する。


岬に向かって両端に店が連なっている。ある年配の女店員か団扇を扇いで近くの駐車場に車を駐車させるや様に誘っている。その誘いに乗って車を駐車場に置いて岬に向かう。

岬へ続く道


重いカメラ、三脚を持って東尋坊岬に歩いて行く。


風が強く押し戻されたりしながら岬に着いた。色んな岬に行ったがこれほど強風で断崖絶壁のところはそんなにないだろう。ゴツゴツとした岩場を歩きながら端の方で写真を撮る。 

東尋坊



次は永平寺に行く予定だがその前に福井の友人のマンションに立ち寄ることにした。1時間くらいで彼のマンションに到着する。

この友人は年賀状のやりとりはしているが電話番号がわからないのである。だから直接訪問するしかないのである。
突然の訪問でしかも42年ぶり。ドキドキしながらインターフォンを押す。奥さんが出られ事情を話す。友人は6時30分に帰ってくるらしい。
仕事から帰ってくる6時30分過ぎにまた来ても良いかお伺いし許可を取る。

とりあえず夜にまた来ることにした。


友人に会うまで5時間くらい会いている
。予定どうり、友人に会う前に永平寺に行くことにした。

どんどん山道に入って行く。1時間くらいで到着。

曹洞宗大本山、永平寺。1244年に道元によって開かれた。通用門を通り吉祥閣で御朱印をもらう。

永平寺通用門



傘松閣で写真を撮る。美しい色彩画が天井に飾られてきる。

傘松閣


いわゆる図書館の大庫院を見て、中雀門から仏殿を眺める。お経の声が聞こえている。僧侶達の修行の場所と同じ空間にいることでとても穏やかな清々しい気持ちになった。

仏殿




夕暮れになってきた。永平寺を後にして友人のマンションに向かっている。

街灯がつきだしあたりは暗くなってきた。



マンションが見えてきた。6時30分おそるおそるインターフォンを押す。

過去に過去に聞いたことのある、心地よい友人の声がインターフォン奥から聞こえてきた。

大学の時に人生や就職について語り合いながら一緒に遊んだ友である。

彼が扉から出てきた。おもかげは残っていた。42年のブランクが一瞬にして溶解する。

時間を忘れ友人と語り合った。心地よい友人の声は時間の空白を忘れさせてくれる。全身で幸せを感じた。
幸せな時間はあっという間に過ぎた。

旅の目的の一つが達成できた。翌日宿泊のホテルへ来てくれるいうことで別れる。


お腹が空いたので越前そばを食べに近くの「やすたけ」という店に行く。

とても落ち着いていて高級感がある。冷たいそばが「越前そば」らしい。とても美味しく、あっという間に食べてしまった。

やすたけ
越前そば


お腹の空腹も満たしてので、今日の宿泊地チサンイン福井に向かうことにした。

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