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#013 合格率だけで、資格取得を諦めてはいけない話

こんにちは。奈須大貴です。

今回は、合格率の話をしたいと思います。
タイトルは、「合格率だけで、資格取得を諦めてはいけない話」とさせていただきましたが、「合格率なんて気にするな!!!」という内容です。

少々刺激的なワードも入っていますが、
ご興味のある方は、是非、最後までお付き合いください!!!

私は2017年に公認会計士試験に合格し、現在は公認会計士として活動しているのですが、公認会計士試験の合格率は、だいたいどこの予備校の資格紹介ページでも「10%前後」と紹介されています。

私は、この合格率を、真に受けてはいけない数字であり、
これを参考に資格取得を目指すか否かを決めてはいけないと考えています。(公認会計士試験に限った話ではありません!!!)

どういうことなのか???
結論から言いますと、合格率は、もっと高いです!!!

いやいや、そんなこと言ったって、
申込者数、実際に試験を受けた人数、合格者数が出ているじゃないか!!!

そんなツッコミを受けそうですが、
それが合格率をおかしくしているんです。

実際に試験を受けた人の中に、
受かるはずのない人が、たくさん含まれていませんか???

ここで、私が2016年12月に受験した公認会計士の短答式試験を例に見てみましょう!!!

いろいろなサイトを見る限り、実際の合格率は「15.3%」だったそうです。

しかし、私の周り限定ではありますが、
「この人は受かるよね!」という人だけを分母にした合格率は100%でした。

では、なぜ実際の合格率は「15.3%」なのか???

論外の人が分母に数えきれないくらい含まれているからです。

ここでいう論外の人というのは、こういう人たちです。
・講義についていけず、全く来なくなる人
・まともに勉強していない人
・過去問対策すらやっていない人
・毎日勉強をせずに飲みに行ったり、遊びまくってる人
・ダラダラと2時間も3時間も雑談しまくってる人
・答練や模擬試験を受けっぱなしにしている人
などなど
(当時の私の周りにいたダメな奴の特徴です)

こんな奴らは、受かるわけがありません。
こんなことをやっていては、100%受からないと断言できます!!!

公認会計士試験に限らず、
試験を受ける前に、ある程度の合否は決まっているのです。

・講義を欠席せずに受講する
・講義後には、復習をして、問題演習を行う
・講義が進んできたら、前回講義だけでなく、1回目以降の内容も復習する
・確認テストでは、毎回満点を目指す
・ある程度の数の講義の総復習テストでも満点を目指して総復習する
・出題実績が多い論点は?少ない論点は?という質問に答えられる
・上記の出題実績を踏まえて、日々の学習を行う
・よっぽどのことがない限り、毎日勉強する
・確認テスト、答練や模擬試験で不正解だった問題の解説を理解する
・上記の該当するテキストや問題集を見直す
・正解した問題も、回答への過程などが間違っていないか解説を確認する
・正解した問題でも、過程が正しくない場合は、テキストや問題集を見直す

上記以外にも、合格のために当然にやるべきことはたくさんありますが、
書き出したら止まらないので、このくらいにしておきます。

これらを当たり前のようにやっていれば、試験には合格できるのです。

しかし、様々な試験の合格率の分母には、
こんな当たり前のことすらやっていない人たちが
残念ながら、たくさん含まれているのです。

例えば、日商簿記検定3級は、簿記や会計の超入門の試験ですし、落とす試験ではありません。
合格率が何%であろうが、まともに対策をして、試験に臨んでいれば落ちるわけがありません。
この試験に落ちるような奴は、勉強していないから落ちるんです。

想像するに、前述のダメな奴の特徴に複数当てはまっているでしょう。

逆に合格する人は、合格するためにやるべきことのほぼすべてを行っているでしょう!!!

ですので、これから何かしらの資格取得を目指す人たちには、合格率など一切気にすることなく、合格するためにやるべきことをやりきる覚悟があるのか、こうなりたいという合格した後の姿を一日たりとも忘れることなく毎日当たり前のように勉強する覚悟があるのか、その点だけを考えて資格取得のための勉強をしてほしいなと思います。

逆に、それができないのであれば、資格取得のために予備校やスクールに通うのは、お金と時間の無駄なので、さっさとと諦めろ!!!といいたいです。

「合格するために、当たり前のことを当たり前に毎日継続する」
これを自分ではなく、他人が認めるくらいやった人だけの合格率は限りなく100%に近いです!!!

これから、なにかしらの資格取得などを目指す方には、
合格率よりも「覚悟」があるか、その点だけを自分に問いかけてみていただきたいと思います。

「覚悟」を決めて、一日たりとも無駄にせず、当たり前のことを当たり前にやっていけば、合格できるでしょうし、一般に公表されているなんちゃっての合格率がいかに馬鹿げているものかきっと理解できるでしょう!!!

ということで、今回は「合格率」について、記事を書いてみました。

最後までお付き合いいただきまして、ありがとうございました!!!

YouTubeもやっていますので、チェックしてみてください。
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