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夢一夜

誰もいない
なんだかさみしい道
独りきりで
歩いていたよ
途中ですごく
誰かと会いたくなって
でも会えないことに気づいた
こんなにもみじめな夜が
あるんだったら
生まれないほうが良かった
そんなことばかり
思っていたときも
あったさ
ときどき観る夢に
顔も分からぬ誰か
足を止めて
僕を見ている
さようならの言い方が
わからなくて
ぼくはきょうも落ち込んでいる


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