40代からの不妊治療:辛い現実
不妊治療とのたたかい
「子どもがほしい。」
その一心で始めた不妊治療でしたが、年齢を重ねるごとに希望の光が遠のいていきます。
同じ職場の女性たちが次々と出産していく現実は、私たち夫婦の気持ちをさらに苦しめるものでした。
💦『もっと早く結婚していれば』
💦『もっと早く妊娠できていれば』
後悔と焦燥感にさいなまれながら、夫婦で涙をのむ日々です。
私たちと同じ思いをしないでほしいという気持ちで、今回の記事を書くことにしました。
私がブログを書く目的
今回は、リハビリとは関係ない話です。
私がブログの記事を書いている目的の一つは、プロフィールにも書きましたが、
です。
いつか、結婚できるだろうとのんびりしていると、婚期を逃してしまいます。
40歳手前になって焦っても、時間を巻き戻すことはできません。
人生において、もっとも価値のあるものは、人の失敗談だと私は思っています。
私の失敗談をもとに、若い人には、ぜひ、良い人生を歩んでほしいのです。
仕事だけじゃなくて、自分の人世設計を、しっかりと考えてほしいと思っています。
人生設計を何も考えなかったために後悔している私のようなアラフィフにはならないよう、気を付けてください。
私たち夫婦の残酷な現実
私たち夫婦は40代で結婚し、すぐに不妊治療に取り組み始めました。
人工授精も体外受精も試しましたが、なかなかうまくいきませんでした。
それでも、妻はあきらめずに何度も人工授精にチャレンジしました。
人工授精の後、数週間後、生理が来るたびに、
「まるで不合格の通知を受け取るようだ」
と話していました。
妻の職場では、結婚と出産のラッシュが続いています。
職場の女性たちは、おなかの大きいまま仕事をしているようです。
いつか、私たち夫婦の番が回ってくると信じていました。
しかし、私たち夫婦は、他人の幸せをみせつけられるだけで、いつまでたっても、私たちの番は、回ってきませんでした。
育児や出産について会話が及ぶことが多い妻の職場では、いつも居心地の悪さを感じているのだろうと思います。
実は、私と同様、妻も職場で執拗な嫌がらせにあっています。
どうやら、私以上に、毎日のように、嫌がらせにあっているようです。
家では、嫁と姑の関係もうまくいっていません。
間に入って、なんとかうまくいかないものかと尽力しましたが、近所の人たちまで我が家のことに口をだし、ごちゃごちゃになってしまいました。
夫婦そろって、何もかもがうまくいかないように感じてしまいます。
ときどき、ふと妻は「生まれ変わったら幸せになれるのかな。」ともらします。
私は半分、冗談で、
「もし、生まれ変わっても、僕と会ったらいけないよ。また大変な目に合うからね。」
と答えます。
人生設計の大切さ
芸能人が、40代で妊娠したニュースを聞くと、ひょっとして、私たち夫婦にも希望があるのかもと、期待してしまいます。
しかし現実は、残酷です。
データ上、40代の不妊治療においては、卵子の数や質が減少するため、妊娠率が低下します。
体外受精の場合、40歳を超えると成功率は約10%前後になると言われています。
私たち夫婦が婚活を始めたのは30半ばから後半です。
出会って結婚したのは40歳を超えてから。
もっと早くに婚活を始めて一緒になっていれば、違う結果が手に入ったかもしれません。
人生設計を間違ったのです。
子どもがほしいなら、早く婚活を始めて、早く妊活をはじめなければなりません。
時間を巻き戻すことは、できません。
年を取ってから勉強することはできます。
しかし、年齢とともに変化する体の変化に逆らうことはできません。
子どもを持たないと決めた夫婦を否定するつもりはありません。
しかし、子どもがほしいのに、授からない夫婦の気持ちは、よく分かります。
スーパーに行っても小さい子ども連れの夫婦をみると、妻は「つらい」と言います。
タイミングの大切さ
今回は、リハビリとは関係ない話です。
もう一度、同じことを書きますが、いつか、結婚できるだろうとのんびりしていると、婚期を逃してしまいます。
40歳手前になって焦っても、時間を巻き戻すことはできないのです。
早めに行動を起こさなければ、自分の人生をいい方向に導くことはできません。
結婚や出産のタイミングを逃してしまうと、希望する人生を歩むことが難しくなります。その結果が私たちの現在の悲しい現実です。
皆さんには、私たちのようなつらい思いをしてほしくありません。
人生において大事な決断を先送りしがちですが、それこそが失敗のもと。できる限り早いうちから行動を開始することが成功への近道です。
ぜひ私たちの例を踏まえ、幸せな人生設計を心がけてください。そして失敗しそうになったときこそ、勇気を出して前に踏み出してください。
皆さんの幸せを心から願っています。
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