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病院通いしても治らない!? 理学療法士が1分で治した五十肩

理学療法士という仕事をしていると、同じ職場のスタッフから身体の不調を何とかしてほしいと頼まれることがよくあります。

看護師からは、

🌷「手が上がらなくなった。何とかしてほしい。」
🌷「五十肩みたい。夜中に肩が痛くて目が覚める。」
🌷「手が後ろに回らなくなった。何とかならない?」

などと頼まれます。

病院に行き、五十肩と診断され、電気治療とシップと痛み止めを処方されたけど、治らなかったという人もいます。

これまでの経験で、最速1~2分で、その場で痛みを止めたり、肩を動くようにしたことがあります。3人ほどです。

✨「ウソでしょ?」
✨「自慢?」
✨「たまたまじゃない?」

と思われるかもしれません。
しかし、実際にその場で治っている看護師がいるのですから、ウソはついていません。

ただ、担当している患者さんで、肩の痛みが1年経っても治らない人もいます。

違いは何かというと、

🌻治りやすい症状かどうか
🌻治る範囲かどうか
🌻治る時期かどうか

です。

肩を痛めて、炎症が起きている時期は、動かしてはいけません。
炎症が治まったら、リハビリの範囲になります。

「病院に行ったけど、治らなかった」というのは、たまたま、炎症の時期で、治りかけている時期だったからでしょう。

私が触って治ったのは、たまたま炎症の時期が終わって、治る時期に入っていたからです。

さらに治りやすい症状の人の場合、簡単に治ってしまいます。
ただ、それだけです。

別に私の技術や知識がすごいわけではありません。

病院での治療が上手くいかない理由もここにあるのではないでしょうか。
タイミングを見極めて適切な治療アプローチを選ぶことが求められるのです。

病院での治療が上手くいかないからといって、「病院がダメだ」ということでは決してありません。

むしろ病院での治療は、急性期の対応や、骨折などの重症例を見つける上で、非常に重要です。

患者さんには、治療効果が即座に表れない場合もあったり、数週間~数ヶ月待った後に、よくなるケースも少なくないことを理解いただきたいですね。

思い込みを避けて、見極める姿勢が大切だと思います。

治療の時期や方法を柔軟に組み立てていく総合力こそ、良い治療結果をもたらすと信じています。


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