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独立のためにサラリーマンの特権を利用する

サラリーマンは恵まれている

起業を目指している私が言うのも何ですが、サラリーマンはとても恵まれていると思います。
セールスであれば、月次予算が達成しなくても給与や手当ては保証されますし、ミスをしても怒られるだけで済むことが多いと思います。
事務や現場仕事であっても、やる気の良し悪しで大きく給与が上下するわけではありません。
もちろん、結果で給与が変わる会社もありますが基本給は担保されています。

また、大手中堅企業であれば福利厚生や学習補助などもありますし、基本的には研修も無料で受けることができます。
社会保険料も半分は会社が出してくれますし、いまだ退職金制度が充実している会社もあります。
これは昔の日本企業の名残であり、社員にずっと会社にいてもらうための会社の「手立て」です。

ですので、新しい企業やスタートアップといった会社は手当てなどの福利厚生をなくして、インセンティブに上乗せしているところも多いですね。

サラリーマンの特権を利用するっきゃない

サラリーマンの週末起業(副業)をするメリットはここですね。
給与・福利厚生が担保されているため、副業が禁止されていない限りは色々なことに挑戦できます。初期投資がかかりにくい事業であれば失敗しても致命傷にはなりません。
安心感がある分、追い詰められないというデメリットはありますが…

サラリーマン起業の金銭以外のメリット

色々な情報をみていると、ハッと気付かされた記事がありました。

起業準備期間中は今いる会社のリソースを全て活用しなさい。

今まで、役にも立たないし面倒だと思っていた社内研修も、個人で受けようとしたら○○万円と高額な受講料がかかったりします。
その費用を会社が払ってくれて、しかも給料をもらいながら研修を受けられる、と考えると有効活用しようと思えませんか?

たとえ研修内容ががっかりする内容であったとしても、
・なぜがっかりしたのか
・講師の話し方はどうか
・プログラムの作り方はどうか
・自分ならどうするか
・内容をアレンジして面白くできないか
・この研修を面白いと感じた人はどこに魅力を感じたのか
・(人事に確認できれば)研修費用はどの程度だったのか
・研修会社はどのようなホームページを持っており、どのような集客をして、どのようにして我が社はこの研修を依頼したのか

など、多くのことを学べる機会になります。
(研修内容を学べ!という突っ込みが聞こえそうですが)

通常業務においても、セールスであればお客様へのプレゼン資料や企画書を作成したり、企画チラシを作成するにあたって、
ワードやパワーポイント、イラストレーターの使い方を学ぶこともできますし、魅せる内容にするための工夫を学ぶこともできます。

ただのパソコン操作でも、ブラインドタッチの練習にもなりますし、時短のためのショートカットキーの勉強することができます。

普段、意識していないことを意識して仕事をするだけでもスキルアップや起業に繋がり、今までにはない充実感を味わえるのではないかと思います。

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