詩「星の行く先」
自ら
光輝き
幾多の星々を圧倒する
瞬い光
あなたは
憧れのまま
自らを燃やし尽くし
一瞬のうちに消滅した
私は
その時
言語を持たなかったから
この内なる感情が
理解できずに
持て余した
嗚呼
あの時の私の
間抜け面といったら
情けなくて
今なら
喚きたくなる
私は
あなたを追いかけて
この惑星に降り立った
そして
言葉を学び
理解した
嗚呼
あなたの得意面といったら
私の内なる魂が
歓喜の産声をあげる
ここでは
自由に
私というものを
素直に表しても消えないらしい
その感覚が理解できた時の感情といったら
激情にも
激昂にも似ていて
激しく
私を揺さぶり続けた
あの
実は…
燃える様な感情が今にも
爆発しそうなのだけれど
私は
平然と
お茶など飲んで
無邪気に
笑っていてみせる
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