”長寿の星” カノープスが見えた! 【見上げた星空の記録🌃】
凍える寒さの雪原。
カノープスは、もやがかって少し明るくなった南の低空にひっそりと昇ってきていた。
やっと自分の目で見ることが出来た。
見えると長生きできる、という言い伝えのあるカノープス。
カノープス探しの手がかりに使いやすいのは、冬の大三角の星たち。
プロキオンとベテルギウスを結んで、低空に輝くシリウスを通るように垂線を下ろす。
ずっとずっと、ひくい地平線近くまで、線を下に伸ばしていく。
これまでは、肉眼ではほとんどまともに見えたことがなかったけれど、今夜はちゃんと見えた!
これで、ちょこっと長生きできそうかな。
星がたくさん見える夜空では、星以外にも飛行機や人工衛星もにぎやかにたくさん見える。あっちこっちから、次々と。
見ていて飽きないけれど・・・う”ぅ、いかんせん寒すぎる。
手が寒さで痛くなるのを耐えつつ、体温を奪う風に震えながら、満天の星を満喫した。