詩「空の境界」
空と海の青さは違う
一緒に溶けてしまわない様に
異なる青で構成されている
空に上昇すると雲が地上に見える
白と青で造られた世界
地上と混同しない様に
色が異なっている
天と地の世界の境界
交わらない様に
惑わせない様に
(私は かつて そこで寝転がったり 飛び跳ねたり 好き勝手に暮らしていたのか?)
自分の意志で境界を越えた
地上を選んだのは私じゃないか
この先も地球と運命を共にする
(自分の喜怒哀楽は どうにかする。)
交わらない様に
惑わせない様に
私は この場所で空を見上げる
自分の存在を噛み締めるように
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?