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詩「薄明かり」



午前三時の早朝マラソン
眠っている町の中で
少しだけ活動している何かが
僕が走ってる途中
いくつも感じられて
自分も生きているんだって
小さい体でも
ちゃんと分かって

心臓がドクドクいって
体がボワッと熱くなって
明るくも
暗くもない
薄明かりの中

何も考えず
ハァハァ息を吸っている自分が
いつの間にか
外で戦う強固なプラスチックを
取り付けているのだと
認識し始めた今日この頃

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