詩「終わり」
皆 何処かにあると
そう 思っているのかなぁ
思うから出来ていくのだろう
私も…
全て 勝手に終わらせた
私がペンで″。″つけて
それで終わりと思ってた
それが終わりと思ってた
それで終わると思ってた
縛られず生きて行けると思ってた
でも 本当はね
人間に″終わり″なんてないのだね
私が紡いだ言葉達は
母なる海に溶けて
波が全部連れ去って行った
一体 何処に辿り着くの?
海に果てなんてあるの?
私の言葉は蒸気になって
雲となり
また地上に降り注いだ
私は私の雨に打たれて
また
衝動的に
言葉を紡いだのだった…
ーこれは私の終わりのない物語ー
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