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新大学生・新入生におすすめしたい一般教養科目 by IT系のおっさん

どうも、IT系のおっさんです。プログラマーひと筋15年です。今回は一般教養科目についてです。特に文系の人を主眼に書いてます。「なんか、よくよく考えたら変な学部、需要の無い学部に入っちゃった、この先まずそう」「まずくなった時の逃げ道が欲しい」っていう人には良記事になると思います。では、行ってみましょう。

HTML&CSS

HTMLやCSSはプログラミングというほどのものではないですが、IT業界では知ってて当然のものになります。当然のことを知っておきたい方には是非!

プログラミング

大学で取れるプログラミング言語って、何があるでしょう。C言語、Java、Pythonくらいまでかな。私の大学ではJavaがあったような気がしますが、情報処理Ⅰ、情報処理Ⅱ、情報処理Ⅲ、情報処理Ⅳとかって進む中でⅢとかⅣにある科目でした。そこまでやらなくていいよ~、と思って、私は友達に頼まれて一緒に取ったⅠとⅡ止まりでした。ⅠとⅡはHTMLとCSSまでです。

C言語、Java、Pythonで言ったら、C言語は、お手軽勢はやらなくていいです。JavaとPythonは迷う所で、両方やってほしいというのが本音ですが、片方しか選べないなら、Pythonにしておくかな。。でも、Javaも教科書を買って自分で読むぐらいはしておきます。やはり、Javaとか静的言語の知識もないと、頭の中がカチッとしない気がします。ただ、AIとかデータ分析とか時流に乗ったことができるのはPythonなんですよね。詳しくは、このへんに色々書いておきました。

統計学

統計学って聞いて、どういうイメージ持ちますか?私は経済学と同じような感覚を覚えました。なんか数字を使ってゴニョゴニョやるやつです。でも、しょせんは純粋な理系ではなくて、微妙に文系に片足突っ込んでる中途半端そうなやつ、っていうイメージでした。

でも、実際はそうではなくて、統計学は、もろ数学の一分野です。これは数学なのです。統計学を使うことで、たとえば、文系でも、社会調査などの場面で統計的、数学的にどうなのか?ということが言えるようになり、文字通り「社会科学」となります。数値でどうこう言えないうちは科学ではないです。評論です。評論止まりのうんちくおじさんになりたいのか、科学者になりたいか、その差を決めるのは統計学と言ってよいでしょう。

また、統計学はAIの隣接分野です。AIが無い時代は統計学オンリーだったのです。だから、AIほどではないけど、統計学でできることも結構あるのです。また、AI時代においても、AIに突っ込むデータとして何を突っ込むかを選別するのも統計学になります。

AIなんて、一般人には無理でしょ?と思われるかもしれませんが、ちゃんとやればできますよ。G検定とかE資格とかの検定とか、それに付随する予備校みたいなのが山のようにあるので、やりたい人はやれると思います。

それに、統計学は、どの学問でも使う隣接分野なので、学部選び失敗したなぁ、っていう場合でも、大学院から統計学専門に移るって手もあります。プログラミングの勉強もして、データ分析寄りのIT系の大学院(あるのか知らんけど)や就職先に移るってのでもいいでしょう。高校時代、実は数学それほど不得意とか嫌いじゃなかったって人には良いかもしれません。文系だけど、対人関係が面倒で、専門性身に付けたいって人には統計学、いいかもしれません。

線形代数

線形代数って、高校でやったベクトルをより一般化したやつです。理系の人は全員取ると思います。昔は線形代数も、理系であれば、高校生でも全員やってたんですが、今では、AI時代であるにも関わらず、大学に移ってます。現在、高校の数学と大学の数学の大きな境界線は、線形代数をやってるかどうかです。AIでは線形代数が出てきます。AIを使うだけの人が常に線形代数を意識してないといけないか?と言ったら、そうでもないですが、AIの原理を学ぶ過程では、線形代数が分かってないといけません。まぁ、大学の授業取るより、こっちの本のほうが、自分のペースでやれて、いいのかもしれませんけどね。

おわりに

単にプログラマーとかシステムエンジニアになりたいだけなら、数学は不要です。プログラミングを勉強すればだれでもなれます。しかし、そこから、データ分析やAIの領域もカバーしようと思ったら、統計学とかの数学も少しは勉強したほうが良さそうです。

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