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リーマンショック後の大不況で聞いて参考になった話

どうも、またまた、おっさんです!盆休みが近いため、ちょっとフワフワしてて、エピソードがどんどん出て来る、エピソード日和です。

さて、本題です。これはテレビでNHKスペシャルか何かで見聞きした話で、その後、おっさんがずっと覚えてる話になります。

イギリスの投資銀行で働いてた人の話

リーマンショックで、投資銀行の仕事が無くなったそうです。投資銀行っていうのは、日本の会社としてはあまり聞かないですけど、投資家からお金を集めて投資してるってことかな。あまり詳しくないですが、ゴールドマンサックスとか、それこそリーマンブラザーズとか、そういうのが該当するという認識です。

で、その失業した元銀行員の方が、その後、どうしてたのかというと、配管工になるための職業訓練学校に通ってる、という話でした。配管工って、家とか建物を建てた時に、水回りのパイプとかを取り付ける仕事かな?と思いますけど、ブルーカラーなお仕事ですね。特にイギリスじゃ、ホワイトカラーとブルーカラーじゃ、言葉遣いとかもちょっと違ってたりしてるらしく、階級の差が歴然としてるので、絵に描いたような転落人生で残念そうな感じですが、その元銀行員曰く「今はとにかく、現金が必要なので、この仕事が将来につながると信じています。」とのことでした。

もうちょっと深掘りしてみると?

話はそこで終わっていました。ここからは、おっさんの推測による話です。

現金が必要っていうのは、もちろん、普段の生活を回して行くために必要なお金、生活費が必要ってことかな、と思いました。でも「投資銀行の人だったら、貯金もいっぱいあるんじゃないの?」って思いますよね?でも、だからこそ、生活水準も上げているので、収入ゼロになると、貯金はあったとしても、急速にしぼんでいくんだと思います。だから、元の稼ぎほどは無くても、減るスピードを減速して、貯金を長持ちさせるためにも現金が必要、ってそういうことかな、と思いました。

あと、お金って、現金で持ってるとは限らない、っていうのもありますよね。投資銀行の人ならなおさらです。何かの金融商品に投資して、現金以外で持ってた可能性があります。特にリーマンショックの前には、サブプライムショックっていうのもあって、リーマンショックになる直前は、そこでも十分、経済の底だとみんなが思ってた時期ですからね。そこにさらにもう1段階2番底が来たってことなので、元々、あれこれ、含み損状態で塩漬けにしてた所、さらに含み損が拡大して、まさか、この段階で換金なんてしたら、大赤字確定だから、できやしない。だから、手元に現金が無いって、そういうことかな、と。

安定した現金収入が必要

そういうわけで、大きな額でなくても、生活を維持したり、さらには、挽回していくためには、安定した現金収入が必要ってことですね。だから、今、そんなに儲かってない人でも、安定した収入があるのであれば、それはそれとして、ちゃんと受け取って、さらにはなるべく貯めておいて、将来に役立てられるように準備しておくと、チャンスがつかめそうですね。

蛇足の似た話

デール・カーネギーって人が書いた本の中でも、似たような話が出てきましたね。その話題になってる人は、今度は配管工ではなくて、鉄道員です。仕事をちょくちょく辞めて、やりたいことをやってはいたんだけど、お金がなくなると、また鉄道員に戻って貯金をする、っていうことを繰り返していたそうです。日本の鉄道員だと、そんなにちょくちょく辞める人は再就職難しいと思いますが、おそらく、大戦前のアメリカののどかな時代なので、可能だったんでしょう。まぁ、今の日本でも、たとえば、医療関係の国家資格とか持ってる人は、辞めても再就職はしやすそうですね。そういう感じで、セーフティネットみたいなものがあれば、やりたいことに挑戦できる!っていう話ですね。

おわりに

というわけで、守りを固めて攻めに転じるという作戦はいかがでしょうか?というのが、本日のお話でございました。では、また♪

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