がんばってがんばらない

最近、考えることが多くて疲れ気味です。
というか、誰から頼まれたわけでもありませんが、考えなければならない、という衝動が止まりません。

私は数年前、今のような調子で仕事をしていて、突如体の不調に襲われたことがあります。
全身のしびれが止まらなくなり、自律神経失調症と診断されました。

私はマネージャー歴、ランナー歴１０年以上、ゴルファー歴もそこそこの中年男性で、体力や精神力に、絶対の自信は無くとも不安を覚えたこともありませんでした。

自律神経失調症の経験を通して、自身のことは理解しようとしても理解できない領域があるのだと、身をもって体感しました。

うつ病は不意に突然、と言われたりしますが、そのニュアンスを感じ取るに十分な出来事でした。

調子に乗ると、考えることが増え、それを続けてしまいます。
それは、どこかに答えがある、いつかゴールにたどり着ける、と思ってしまう錯覚のような感覚のせいなのではないかと、ふと思いました。

絶対的な答えは永遠に出ない、
出るのはその瞬間の最適解だけであって、それを延々と繰り返すのが人生なのだ、と本当に理解出来たなら、自然ともう少し力を抜いていけるはず、そんな風に思います。

今日は絶対定時にあがるぞ！と強く決意したとき、なんだか忙しい、忙しないと感じたことがあるのは私だけではないはず。

自分は自分が思うより真面目な人間（従順で依存的）なのかも知れない、という考えが頭をよぎりました。

自分のペースがどんなスピードなのか、自分で自分を観察しながら日々を過ごす、そういう意識が必要だな、と思いました。