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【続いてる写経 556日め】〜西方浄土とウサギつながり

神戸・摩耶山〜六甲山を巡るショートトリップ。
たまたま道中にあった摩耶山天上寺は、その名の通り天上にあるような境内から海が見渡せる美しいお寺でした。

まずは蝶々がお出迎え。胡蝶しのぶさん(鬼滅の柱)ファンにはたまらない感じの蝶の舞でございました。

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真言宗のお寺で、中興の祖は空海さん。女人高野として、女性が参拝するためのお寺として整備したそう。安産腹帯もこのお寺から!知らなかった。
お祀りされているのはこの山の命名由来ともなったお釈迦様の母摩耶夫人なんだそうです。
教祖の母を祀るところは、ちょっとキリスト教的ですね。

あとで調べてみると、この天上寺は一度大火で焼失しており、山門は朽ちたまま38年間放置されていたとか。お寺と神戸市の間で色々と揉めていたとか。
神戸・摩耶山の朽ちた山門 38年放置、市と天上寺押し付け合い

今は綺麗に整備されており、石庭と借景となっている海と空が素晴らしい!
そこに鳥居のような石の門がありました。

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方位としては高野山方面なので、遥拝できるようになっているのかと思ったのですが、これまた調べてみると、ここは参道の突き当りに設けた天に続く「通天門」。真西に建てられており、春・秋のお彼岸の時期はこの通天門に夕日が入るというのです。

下のリンクで美しい夕陽がみられます。
通天門に夕日が入る日

大阪・四天王寺と同じく、お彼岸の際に西方浄土を拝むためだったのですね。ここの夕陽もさぞかし美しいのだろうなあ。。

ゆっくり観たいお寺でしたが、なにせ1時間に一本しかないバスが来てしまう。。後ろ髪を引かれながら、急な山門を下っていきました。

次に向かうは六甲山牧場。二番目の写真の牛くんは、馬と一緒に育ったため、自分を馬と思っているらしいです。

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ヤギやら牛やら馬やら、、。気軽に触れ合える牧場なのですが、なかなかのアップダウンがあります。
羊が放牧されているので、足元を気をつけないと落とし物を踏んでしまう。。

動物たち、それぞれ面白いけどけどやっぱり今回目がいったのはウサギ!!
リアルウサギのモグモグタイムはやっぱり可愛い〜〜。

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でもあの土の掘りっぷりをみていると、家で飼うのはやっぱり可哀想ね。。
屋内では掘れないもんね、土。

牧場を後にし、六甲山ロープウェイ乗り場まで戻り、神戸の夜景を少し拝んで帰宅することに。
やっぱり神戸・六甲山ならこれだねえ〜。ちょっと明るいですが。

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ほんのさわり程度の六甲山周辺でしたが、色々と発見がありました。
ムスメもウサギを飼うのは、ちょっと我が家ではスペースがない、ということもわかったようですし!!

ちなみに天上寺で「お写経の用紙置いてますか?」と尋ねたら、「あ、ウチはね、置いてないよ、納経は受け付けるけどね〜」ととっても関西のおじさん的イントネーションで返答されて、ちょっとほっこりしました。

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