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【続いてる写経 1315日め】群馬名物”ひもかわうどん”を食べてみた
久しぶりに予定入ってない週末。ちょっとほっとした気分でございます。
夫が群馬方面へ旅行したときに買ってきた”ひもかわうどん”という幅広のうどんを、お昼に食べました。
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Wikiで調べると、起源について諸説あるものの、”きしめん”のルーツらしいです。
起源については諸説あり、定かとはなっていない。
江戸時代の『東海道名所記』には三河(三河国)芋川の名物だとされており、『好色一代男』でも触れられている。また、國學院大學の加藤有次は「江戸時代、東海道・芋川(愛知県刈谷市)名物だった平打ちうどん」がひもかわのルーツとの説を唱えている[3]。同地で作られていた平らなうどんは「芋川(いもかわ)うどん」と呼ばれ、江戸時代初期から同地の名物として知られていた。同時代に書かれた『嬉遊笑覧』には「江戸で言う“ひもかわうどん”の起源か?」とも記されている。江戸時代後期の江戸においては「ひもかわ」と呼ばれていたが、「ひもかわ」は芋川の訛りで、名古屋では「きしめん」と呼ばれていることが『守貞謾稿』に記述されている。
現在の愛知県刈谷市あたりの名物だったことから、名称は”ひもかわうどん”が一般的になったらしいです。
けれども群馬県でもこの手の平打ちめんは名物なのだそう。
というのも群馬県は小麦の名産地であり、昔から”粉もん”文化が根付いていたから。自然発生的に後には”ひもかわ”と呼ばれる平打ちうどんが作られるようになったのでしょう。
で、この”ひもかわうどん”、どう食べるのか?
前提知識なしに幅広のままお箸で持ち上げて食べてみました。が、幅広すぎて、つまみあげ難いし食べにくい。
そして非常に柔らかくつるっとしているので、お箸でつまんでいるうちに、きしめんぐらいの1.5〜3cmくらいの幅に裂けていくのです。
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だったら初めから細くても良いのではないかしらん?
何のために、この幅広にしたのかしらん??
ちょっと疑問が湧いてきたので調べてみました。
”ひもかわうどん”の老舗「藤屋本店」さんの記事を読んだら、なんとなく回答らしきものが。
発祥はわからないが、この平たい麺が桐生で広まった背景には、織物産地ならではの台所事情があるらしい。
「機屋さんで働いている女性たちの間で人気になったと聞いています。
薄く伸ばして幅が広く切ってあるひもかわうどんは、通常のうどんに比べて茹で時間が短いんです。働く忙しい女性たちに、すぐに提供できるものとして好まれていたようです」
幅広にしたのは、茹で時間が短くなるからだったのですね。
当時はお店で茹でてあるうどんを買って、家で調理するスタイル。
あらかじめ茹でてある麺は、家での調理時間短く済むメリットもあったとのこと。
「ひもかわうどんは先に茹でてあるので、あとから鍋に入れてもいいし、味噌汁に入れてもいい。そういう手間が省ける部分も含めて、たくさんの人に親しまれてきた料理ですね」
茹で麺を家でお味噌汁とか、つゆをぶっかけで食したのかもしれませんね。
幅広めんのメリットと、調理方法についてはわかりましたが、実際の食し方はよくわかりません。
ここからは推測ですが、急いで食べる時には。幅広のめんをブチブチ切って短くしていたのではないだろうかと。
そうするとお箸でも持ち上げやすいし、口にも入れやすいと思われます。
どうやって”ひもかわ”麺を攻略するかは、好みや個人のスタイルがありそうですね。
この老舗「藤屋本店」さんでは、「カレーせいろひもかわ」というオリジナルメニューがあって人気なのだとか。
美味しそう〜。
でも、、これならば尚更、”ひもかわ”短くしないと大変と思います。
つまみ損ねたうどんが、カレーつゆに落ちて跳ねたあかつきには…。
やってしまいそうな自分が、想像できるのでした。
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