【続いてる写経 792日め】〜今年も紫陽花のおまじない
6月6日ということで、例によって”紫陽花のおまじない”をいたしました。
”紫陽花のおまじない”とは、6月6日に紫陽花を和紙に包み、紅白の水引で縛ったものを、お手洗いに逆さに吊るすと下の病気にならないというもの。
一昨年からわが家の玄関に植えてある紫陽花から収穫しております。
一年たつとここまでドライフラワー状になるのですが、色が結構残っていて綺麗です。紫陽花さん、1年間ありがとうございました。
さて、この紫陽花おまじないの言われを改めて調べてみたら、仏教と関係が深いようです。
各地で”あじさい寺”と呼ばれるお寺があるほど、寺院には紫陽花が植えられていますが、もともと紫陽花は「厄除け」の花と言われていたからだそう。
高野山真言宗やすらか庵さんのサイトによると
なるほど、七色に変化することからきた由縁なのですね。
一方では紫陽花さん、不吉な言われもあるんですよ。
・土壌で色が変わることから、移り気を連想させる。
・花びら(実は額だが)が四枚なので、死を連想させる。
→寺院に多く植えられていることも関係しているもよう
・風水的には、水の気が多く、家に根付くので、未婚女性が結婚できない。
一応ムスメがいるわが家には良くなかった?
この両極端の評価があることそのものが、何やら紫陽花の霊力を証明しているような気がするのです。
以下のようなチャートが思い浮かびました。(あくまでも勝手な想像)
紫陽花の霊力で、その家が栄える
↓
やっかみ生まれる
↓
水気が多いから、嫁に行けなくなる、とか死を連想をさせるなどとってつけた迷信が流布される
↓
植えることをためらう家が増える
要するに、効果あるから変な噂たてられた、のではないんでしょうか。
数年間吊るしてきたワタシは、もちろん紫陽花さんの霊力支持派です。
お陰様で元気ですから。(もちろん写経のおかげもあると思いますが)
このジメジメした季節に、道ゆく人々を魅了し、和ませてくれる紫陽花さん。
その縁起がよろしくないなんて、ありえん、ありえん。
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