見出し画像

【続いてる写経 1050日め】〜伊勢お礼参りの旅:再び内宮エリアへ

公共バスを利用して伊雑宮エリアから、30分ほどで市内の内宮エリアに戻れました。電車ではこうはいかない。伊雑宮へはバス利用便利でした。

しかし、このバス路線、行きも帰りも3組ほどしか乗ってないって…。経営が心配ですね。

昨日前でご挨拶しかできなかった猿田彦神社様へ。
ん?なんだか猿田彦様、かなり賑わっている。参拝の列も長く、お参りの仕方から察するに、真剣な方が多いようです。
御朱印の列がまた長い!手水舎の付近まで並んでます。大人気ですね。

本殿お詣りしたあと、後ろの御神田へ。こちらはほどんど人気なし
表の賑わいが嘘のよう。こちらにきたら、心静かに落ち着きました。
裏側から参拝するのも、また良しです。

猿田彦神社様、右下が裏手の御神田

さて、この日の内宮様への参拝は、JTBのツアー利用客向けフリープランの利用で「お伊勢さん観光案内人」ツアー参加といたしました。
この「お伊勢さん観光案内人」さんからのご案内で、参拝するのは初めてです。

大混雑の宇治橋近辺❗️

「お伊勢さん観光案内人」になるには、お伊勢さん検定の上級編に合格し、さらに研修を受けて合格したひとのみ。
今回のご案内人Nさんは、猿田彦神社様のそばにお住まいのベテランさんでした。

ワタシ以外のご参加者は2組。いずれもお伊勢様は初めてのご参拝とのこと。それもあってご案内は御祭神の話と、一通りの歴史から説明が始まりました。
知っている話でも、別の方の説明だとまた新鮮です。

Nさんによると、
「最近コロナ流行で、みなさん内面に目が向いたのか、若い人の参拝がとても増えてます
「ただし、若い人は見た目もみんな素敵だけど、お作法が身についてない」
「なので、お作法について是非覚えていって、みなさんに教えてあげてほしいです」

そして教えていただいたのは、丁寧なお手水の仕方

お手水は、まず神様にお尻を向けないように、本殿に向かう方向に立つのが良いそうです。内宮様だと、右側通行で、右手にお手水場があります。
よって、お手水場の奥側からだと、正宮を向いて手を洗うことができるので、ベターだそう。
(外宮様も左側ですが、手水場の奥側が正宮に向かう方向ですね)

空いていない場合は、一度正宮に向かって一礼してから手を洗うのがいいそうです。

そして手水場に向かって一礼。手を洗う順番は、左手、右手、そして左手で水をすくって、口を濯ぐときは、反対の右手で口を覆って、開けた口を見せないようにするのが良いとのこと。
確かにこれならば丁寧で美しい所作になりますね。

正宮の拝殿では、
「みなさん正面でお詣りしたがりますが、正面では神様と睨めっこになってしまいますよって少し横からの参拝のほうが良いのです」
と、左右にある参拝場所に立つことを勧められました。なるほど。

その他ユーモアも交えてご説明いただき、色々質問もできて充実のご案内でした。
本来は90分のご案内が60分となっているため、別宮様のご説明はなし。
正式バージョンもいつか伺ってみたいものです。

ちなみに猿田彦神社様が最近人気なのは、
あそこでは結婚式ができるでしょ?なので、猿田彦様で結婚式やって、内宮様にご報告するってプランが受けているらしいですよ

なるほど、なかなか素敵なプランですわ。猿田彦神社様では結婚式できるのか…。いいですね、今からやれる人。

コロナ後の若い世代の参拝が増えていることは、次世代につながるという点でとてもいいことと思います。

ご案内人さんとお別れし、おかげ横丁とおはらい町でお土産などを買いながら、バスで伊勢市駅へ戻りました。

五十鈴川を眺めながら一服


おかげ様で今回も楽しく、発見も多い旅でございました。

お伊勢様検定、受けてみようかしらん❓

最後のあがきは新幹線ホームで”きしめん”。

平らげるのは時間との闘い



この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?