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【続いてる写経 682日め】〜ドーピング検査って、大変よ・・・

女子フィギュアスケートSP、渦中の人となってしまったワリエワ選手の演技はジャンプミスがあったものの、1位。
バレリーナかと見紛う美しさとしなやかさ、そこに強靭なジャンプとくれば、向かうとこ敵なし。

なんでしょうけど、これが禁止薬物の使用によって達成された成果だったとしたら、やっぱり納得いかないですよね。

先日スポーツドクターをテーマにしたコミックを読んで知ったのですが、ドーピング検査(尿検査)って、、その内容衝撃的ですよ。

ドーピング検査の流れ(日本アンチ・ドーピング機構のHP)

ここには、「同性のDCO立ち会いのもと、採尿を行います。検体がアスリートの身体から直接出ていることをDCOが確認できるよう、上着の裾や袖をまくり上げ、ズボンや下着などはDCOの指示に従って、しっかり下げましょう。」

とあります。
つまり、排尿している姿を、しっかりと検査員に見せなければいけないんですよ。。うわー、、。

このドーピング検査、オリンピックでは競技が終わった後必ず行われているそうですが、トップアスリートは抜き打ち検査というのもあるそうです。

・対象期間は365日
・常に居場所をWeb上のシステムに登録が義務。
・トレーニング場所、参加する競技会の情報のほか、5時から23時のなかで確実に検査員に会える、60分の枠を登録しなければならないという。。

しかも、
・指定した60分間に検査員が検査対象選手に会うことができないと、「検査未了」という扱いになる
・12カ月間に3回検査未了になると、正確な居場所情報を提出する義務を果たさなかったとして、選手はアンチ・ドーピング規則違反が問われる可能性がある

以上「排尿目視が必須」「緊張して尿が…」ドーピング検査員が明かす知られざる検査の実情より)

プライベートも、微妙に監視されているようなものなのね。。

アスリートの人たちって、このような検査にも耐えてらっしゃるんですね。。きつい練習だけでなく、、。頭下がるわ。。

こうした措置も、ドーピングを排除し、クリーンなスポーツの価値を高め、競技の公平性を守るためにみんな努力しているわけです。

ワリエワ選手の出場許可については、アスリートから異議を唱える人が多いのも納得できます。
だって、みんながクリーンなら不要だもんね、こんな検査。

なんかアスリートでメンタル不調を訴える人が多いのは、当然と思えてきましたよ。

とは言え、まだ15歳のワリエワ選手に集中砲火は、ちょっとかわいそう過ぎると思います。

未成年者なら絶対周囲の大人が守ってあげなきゃいけないでしょ。
「あなたなら金メダル取れる!!」って持ち上げるなら、クリーンな形でそれをやらせてあげなきゃ、それこそ努力が水の泡。。

オリンピックに魔物が棲まうといわれますが、オリンピックのために魔物になる人がたくさんいるんですね、きっと。





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