【続いてる写経 1668日め】写経中の”脳波”は一体どうなっているのか測定してきた
先日note経由で見つけた書作家・小林磨衣子先生の写経イベントに行って参りました。
通常は写経会として開催されているところ、今回はGoodBrainさんという脳波デバイスを扱う会社さんとのコラボ。
なんと、写経中の脳波を測定できるというのです。
まあ長いこと書いてますけど、写経って「瞑想」だよねって果たして言えるのかは自分には謎…。
ぶっちゃけ、相変わらず日々雑念と戦いながら書いているからです。
そんな自分の脳波は、果たしてどんな形になるのでしょうか。
興味津々で会場へ向かいました。
会場案内の磨衣子先生の文字、シャープで美しいですね。
ご本人もまたクール系美女で、ご説明がお上手で素敵な方でございました。
お手本がまた、切れ味の良い美しい文字!!
いつも使っている古典的なお手本と違って現代的で新鮮です。
お道具類は石の硯、墨と、エナメル製の筆が用意されていました。
ちなみにエナメル製の筆、筆ペン並みの安定した書きやすさ。
これは知らなかった、便利ですね。
さて、いよいよデバイスを装着して測定体制に。
今回測定したのは、
・瞑想3分
・墨擦り5分
・写経70分
数値が高いほど、リラックス度が高いそうです。
結果的に写経の数字がいちばん高い数字がでた!!
一方で今回の写経自体の出来栄えは、かなりよろしくなかった…。
なぜならば、途中で異常な眠気に襲われてしまったからです。
同じ文言が繰り返される「般若心経」あるあるで、
どこを書いているのか見失ったり、1文字飛ばしてしまったり、
必死に正気に戻ろうと自分の中で格闘してました。
なので通常は、だんだんとリラックス状態が深くなるのですけど、
後半は覚醒のためにActiveさが優位になった模様。
ただ、眠気に襲われるということは、それだけリラックスしていたからかもしれません。
いちばんリラックス度が高かったあたり、いちばん眠かったので。。
デバイス提供者のGoodBrainさんのご説明によると、
墨擦りのような反復の動きは没頭しやすく、リラックス感が得られやすいよう。
写経は、お手本を見たり、文字を確認したり、墨を筆につけたりと、作業が多いため、ActiveとRelaxを行き来するのだそう。
ただの瞑想よりも、没頭してRelax状態に入ることはできにくいようですね。
が、長い時間に一つの作業に集中しているということは、
”ゾーン”に入りやすい
ということかもしれません。
数字ウソつかんな…。
他の参加者の方の感想も、だんだん書くことに没頭していけたのが良かったとありました。
これ続けて計測したら、どんな感じになるのかは興味深いですね。
磨衣子先生の”写経ワークショップ”は不定期開催のようですが、
気軽に本格的なお道具で体験ができるので、お勧めです。
特に初心者の方、お道具の使い方から丁寧にご指導いただけますよ。
ワタシもとても面白い体験をさせていただきました。
磨衣子先生、GoodBrainさん、どうもありがとうございました。
やっぱりマインドフルネスってのはこれですよね。
帰りはイマココって感じの雨上がりの空でした。
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