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サボることは悪いことなのか。

私はサボり癖がある。
毎日ほんの少しはサボっている。
今回はふとサボることについて考えたのでここに書いてみよう。


そもそも "サボる" とはなんなのか。
サボる と広辞苑で調べると 怠ける と出てくる。
そこで 怠ける を広辞苑で調べると、
「それをする時間的余裕があるのに本来すべきことをしないで無駄に過ごす」ということらしい。


改めて調べてみて少し驚かされた。この定義には2つ重要な点が書かれている。

まず
時間的余裕 があること。
つまりめちゃくちゃ忙しく働かされて心身共に疲れ果ててほんの少し休憩しようとコーヒーブレイクを取った場合、それは時間的余裕があるとは言えないだろうからサボってはいない。それは正当な休憩であろう。


次に
無駄に過ごす ということ。
例えば
外回り中、仕事をサボってジムに行った。
という文章があったとしたらおそらくこれは"サボる"を誤用している。なぜならジムでの運動を無駄とは言えないからである。


この二つを両方満たした真の"サボり"を皆さんは行えているだろうか。


毎日サボって生産性のない妄想をしながらコーヒーを飲んでいる私がこんなことを言うのは大変恐縮だが、

世の中のみんな働きすぎだと思う。

毎日何かしらのノルマに追われたり、「会社のため」という大義名分でサービス残業させたれたり、なぜか忙しく働くことが美徳とされる社会になっているということは多かれ少なかれあると思う。

そんな社会では働かないことは悪であり、万が一サボりがバレた暁には周りから白い目で見られる。

しかしよく考えて欲しい。

朝から晩まで忙しく働いてほんの束の間の休憩を取ったあなた、
家族との時間作るために仕事を休んだあなた、
久々に自分の趣味に時間を割くために早く家に帰ったあなた、

それらはみんな"サボり"ではないのである。

なぜならそこには
時間的余裕 もなければ
無駄なことをしている わけでもないからである。


つまりみんなもっとサボって良いんだ。
それは真の"サボり"ではないから。
みんなもっとサボりましょう。


そんなことを
仕事をサボって書いている私。
いや、これは無駄なことではないから"サボり"ではないか。

ではこの記事を書き終えたのでこれから真の"サボり"をさせていただきます。

最後までお読みいただきありがとうございます。
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