見出し画像

BEYOND 第1期に参加します:初回を終えて

 こんにちは、3歳男児を育てながら日系大企業で踏ん張るワーママ、カレー部長です。この度、 ONE JAPANの主催する女性向けリーダーシップ開発プログラム"BEYOND" 第1期に参加することになりました。この記事では、BEYOND に応募するまでと、初回の感想を書きます。次回以降、参加を迷っている方の参考になれば嬉しいです!

応募するまで

 ある日いつものようにFacebook をスクロールしていたら、衝撃的な告知が目に飛び込んできました。大企業の若手有志のコミュニティ、ONE JAPAN が、女性に特化したリーダーシップ開発プログラムを初めて開催するとのこと。講師の中には、私が心挫けそうなときいつも著書を参考にしてきた、岡島悦子さんをはじめ、浜田敬子さん、篠田真貴子さんなど、そうそうたるスピーカーのお名前が連なっています。しかも母体がONE JAPANだけあって、対象者は大企業勤務の女性に特化。私と同じように、先輩の層が厚い世界で試行錯誤している、同年代の仲間と知り合う、またとないチャンスです。

「これは、絶対に応募するしかない!!」

しかし、ENTRYボタンを押してみて、またまたビックリ!!ビジネススクールのような、本気の課題エッセイに、頭を抱えました。

「課題1:経営者の立場で、ご自身が考える、2030年における自社の経営課題について述べてください。(1500字以内)」「課題2:課題1にて記述頂いた自社の経営課題を、経営者の立場であなたはどのように解決していきたいですか?現時点での考えを述べてください。(1500字以内)」

ONE JAPAN  BEYOND 応募課題より

 その時点で、応募締め切りまであと7日。正直、あまりのハードルの高さに、見送りも考えましたが夫や友人に背中を押されて、応募を決意。
 翌日には少し早起きして、当社の長期・中期経営計画に目を通すもさっぱりアイデアが湧かず「これは間に合わない」と観念して、上司にヘルプを求めました。そして趣旨に賛同してくれた上司の全面的な協力のもと(*)、なんとか課題エッセイを完成させ、無事に選考を通過し、昨日を迎えることができました。

(*) 会社派遣でなく参加する場合も、ぜひ上司にオープンに自己開示して、相談してみることを強くお勧めします!書類作成にあたっては、上司のアドバイスと、彼が共有してくれた参考資料が、大いに参考になりました。恥ずかしさというデメリットを、上司の視座の高さというメリットが上回りました。上司とのソリが…と悩む方は、たとえば一つ上の上司とか、他部署の上司とか、とにかく上席の方を巻きこんでみてはいかがでしょうか?

参加してみた感想

すごい人たちがいる!!

 参加者の方々は、期待どおり、素晴らしい方ばかりでした!大袈裟かもしれませんが、本当に、お一人お一人のファンになってしまいました。円座になり参加動機を1分ずつ話すパートでは、もう、「あるある!」とか「それは辛かったですね…泣」と感情が揺さぶられっぱなし。同じぐらいの世代の方が、志を語る姿は、格好良かったです。素直に憧れました。また、一人の方がシェアしてくださったASEAN 地域のお話には、同じく日系大企業に勤める者として、心洗われました。(日系)大企業はオワコンといった文脈もありますが、やっぱり、先輩方が積み上げてきたものは、素晴らしいものがあると私は信じています。

悶々としております

 え〜わたくし、どちらかと言えば、"お勉強"はできる方ですし、岡島悦子さんの本をバイブルに、とにかく「打席に立つ」ことを意識して、産後もそれなりに職場に食らいついてきたつもりです。

それでも、良き問いを、立てられなかった。本当に悔しいです。

 昨日の初回は、ソニー変革の仕掛け人・佐々木裕子さんの講義でした。佐々木さんからは、大企業で「賢い反逆者になる」ためのtips をたくさん授けていただきました。それなのに自分は、なかなか具体的なアクションに落とし込めない。それっぽい上滑りな感想は言えても、本質ではない。悶々としております。

 上司の力を借りないと課題の筆が進まなかったのも、「当事者意識の欠如」と言われれば、甘んじて受け入れるしかないです。昨日も、参加者の方から「このような経営課題は、おじさまたちが考えるもので、ワーママ社員である自分達が考えることではない、という思っていた。だから、万年野党のポジションだった」といった趣旨の発言があり、膝を打って共感しました。
 お恥ずかしながら、私もある時から、「仕事は自分の意志とは関係なく、会社からアサインされるもの。自分の意思を持っても無駄だから、深く考えるだけ損」という思考が、どこかにあったと思います。だから、急に、こうやって「自分ごと」させられると、戸惑うし、圧倒的に準備不足。でも本当のほんとうは、そういう、不確実な経営課題こそ、”異質”人材である自分の貢献できる領域であるし、私だってそれがやりたくて、13年間真面目に勤めてきたんじゃないのか。
 そういう意味では、このような消化不良感、居心地の悪さこそが、このプログラムが私にfit しているという証拠なのかもしれません。成長痛です。

 次回は、ついに、岡島悦子さんの講義です。一昨日までは、「わーいついに岡島さんに会える〜!」と無邪気に喜んでいたのですが、今日は、ひたすら怖い。自信不足です。仲間の皆さんと励ましあいながら、なんとか半年間、走り切りたいと思います!

BEYOND DAY1 集合写真

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?