見出し画像

似合う色を身に纏い、渾身の1枚を撮る!〜働く女子のファッション・トーク その1〜

 こんにちは、3歳男児を育てながら日系大企業で働くカレー部長です。
 私は、勤めている会社がファッション業界に少しだけ関連があるということで、もともと、社員として恥ずかしくない服装をしようと心がけていました。しかし1年半前に自分のファッションやスタイルを大きく見直してからは、外見を褒められることが、以前と比べて格段に増えました。
 先日、そのように褒めてくれた友人と、おしゃべりする機会がありました。彼女の了承が得られたので、その会話のダイジェストを、記事にまとめてみます。

 今の自分は何を着たらいいのか、人から見た自分はどうありたいのか。そんな迷いを持つ方に、わたしたちの会話が、少しでも役に立てば嬉しいです!

似合う色を身にまとうと、自信がもてる

エル:私、外見に自信がない方で、目立ちたくはないんです。職場は女子が少なめで、男性陣は作業着が大半です。だから、会社に着ていく服はいつも白・黒・ベージュ・グレー。漢字2文字で表現するなら「無難」って感じでしょうか。そんな中で、とある社外プロジェクトに参加する機会があったのですが、集まった同世代の女性たちにすごく驚きました。みんなビジネスパーソンらしくありつつも、それぞれ自分らしい服装をしていて。私はファッションが自己表現の手段だなんて思ったことがなかったので、大きな刺激を受けました。
 その時から「無難な服じゃなくて、自分に似合う服」って何だろうと考えるようになったんです。そこで、一念発起してパーソナルカラー診断を受けたら、サマータイプでした。似合う色は黒でも白でもなかったんです。だから最近は、着たことがなかった淡くて色味がある服も、少しずつですが着てみるようになっています。勇気をもって着た服を「似合うね」って褒めてもらうと、気分が高揚するんです。じゃあ今度は、こんな服に挑戦してみようかな…って思うことも出てきて、前向きになったと思います。

カレー部長:
今日のベビーピンクのカーディガン、すごく似合ってます!エルさんの若さや、穏やかでありつつ芯が強い人柄にもマッチしていると思います。
 私は「自分はスプリングタイプだ」と、ずっと思っていたんです。持っている服も、意識的にスプリングタイプに寄せたものが多くて。でも1年半前、プロのパーソナルカラー診断を受けてみたら、結果は衝撃のウインタータイプ!仲里依紗や、かつての篠原ともえのような雰囲気があなたには似合いますと言われて、ひっくり返りました。

 私は大学生のころ、天海祐希が演じるキャリアウーマンに憧れて、今の働き方を決めたようなところがあるんです。パンツスーツをしゃきっと着こなして、颯爽と働く姿が、本当にかっこいいなーって。さらに元々営業職だったから、仕事での服装はコンサバでした。スーツかジャケットを着て、ボトムはスラックスかタイトスカート。靴は当然、パンプスです。

ドラマ「離婚弁護士」(フジテレビ、2004)

 だけど思い返せば、確かに大学時代の私のクローゼットには、カラフルでポップな服が結構あって、そういう服装が好きだったんです。そこで手始めに濁りのない原色、ターコイズや赤やグリーンを、まずは靴やスカーフなどのポイントで取り入れてみたら「これはいいんじゃないか」と思えたんです。そこで少しずつ、「個性派」という言葉で表現されそうな服を着てみたら、自分の気持ちも上がりますし、なんと他人からも褒められるんです。それが自信につながったと思っています。同時期に髪も、カラー診断で勧められたとおり黒髪ボブからショートにして、メイクも大きく変えました。

カレー部長の私物。(写真のブランドは、NARA CAMICIEと, Dokka Vivid)
鷹村アオイさんのパーソナルカラー診断 Before→After。もはや別人。

渾身の1枚といえる写真を、自分で用意する

エル:カレー部長の今日のシャツ、プロフィール写真で着ているのと同じ服ですよね。鮮やかなブルーに色とりどりのハート。1年半前だったら選んではいなかった服だったとは。とてもしっくりきているので、いい意味で驚きました。

カレー部長:あの写真、実はプロにメイクしてもらって、プロに撮ってもらった、渾身の1枚なんです。自腹でそんなことするなんて!って、苦笑する人もいました。でも、私はできる範囲で最高の写真を撮ることには、非常に大きなメリットがあると思っていて。
 この記事にも書いたのですが、2020年以降、オンラインでの出会いやコミュニケーションが圧倒的に増えました。例えば、初めて私を知っていただく媒体がTwitterのつぶやきで、そうやってゆるく知り合った方と、音声SNSの clubhouseや、Twitterのスペース機能でお話しするなどです。仕事でも同じように、オンラインミーティングが市民権を得まました。そうすると、アイコンやプロフィール画像って、まさにその人の「顔」になるんですよね。

 そして会社がコーポレートカラーやロゴのレギュレーションでイメージを統一するように、個人も、自分のカラーやイメージを統一すると、発信に「雰囲気」や「まとまり」が出て、信頼感が増すんじゃないかなと思って、写真撮影に踏み切りました。

エル:デジタル化が進む昨今ですから、自分自身を一言で語るポートレートは大事な自己紹介のツールだと、私も思います。渾身の1枚、とても賢い投資ではないでしょうか。

 ところでカレー部長さん、1年半まえに何があったんですか?

****

その2に続きます

■写真はここで撮影しました
メイクから撮影までは、まさに女優気分。とっても楽しく体験させていただきました。メイクアップアーティストさんとお話しながら、自分のメイク方法もアップデートできます。その日使ったアイテムは、その場で購入もできますし、メモを渡してもらえるので、後日購入も可能です。

【Text by カレー部長、Edit by あやの】

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?