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ワーママは残業の夢を見るか?

こんにちは、カレー部長です。「異動して忙しくなったけど、子供のお世話があるので残業できなくて、仕事が終わらず辛い」とTwitterでちょっと愚痴ったら、プチバズして、この問題の大きさに改めて気付かされました。

このnoteでは、みなさんから寄せられた対応策を大まかに三分類してご紹介します。最後には少しだけ問題も提起させていただきました。

みなさんのリプやRTは、どれもとっても参考になりますので、是非元スレも見てみてくださいね!

対策1. とにかく時間を捻出する

子どもの寝かしつけ後や土日に残業している人が多数いらっしゃいます。早出やトイレ・昼休憩の省略も含まれます。

やっぱり即効性があるのがこの方法。私も、どうしても必要だったら、これをやらざるを得ないです。

一方で、この働き方が常態化すると、体を壊しかねないと強く危機意識も感じました。子どもの相手って体力使うじゃないですか。この働き方は、いわば、残業(子育て)してから更に残業しているようなもの。睡眠時間や休憩時間も削られ、心身への負担は相当なもののはずです。実際、リプやRTの中には、限界の悲鳴のようなものもあり、胸が痛くなりました。トイレ我慢しすぎて膀胱炎になってしまった方もいらっしゃいました。みなさん、本当に、これ以上頑張れないぐらい頑張っている。日本のワーママの健康が、とても心配です。

中には、「残業日」を決めて、その日は夫やファミサポさんなど、別の人にお迎えから寝かしつけまでの一連の育児タスクをアサインしている方もいらっしゃいました。もし残業するなら、育児負担の軽減は必須と思いますので、次善の策として私も活用したいと思います。


対策2. 業務量を減らす

 うまく周りの方に振ったり、そもそも断ったり、Excelなどを使って自動化する、という方法です。そのためのToDoづくり、優先順位確認、上司や同僚への進捗報告はマスト!中には、自費でExcelの使い方を勉強して業務改善し、自分だけでなく同僚の負担も減るように工夫していらっしゃる方もいました。
 自分の業務を同僚がやらないといけないのは「ゼロサム」ゲームですが、こうやって業務量自体を減らしたり、業務フローを改善することは、同僚も含めて「ウィンウィン」ですよね。私もそうでありたいと思い、とても刺激を受けました。

対策3. 会社を見限る

業務量をコントロールできないのは会社や上司の問題だから、あなたは気にしないで良いよ!という励ましのお言葉をたくさんいただきました。

中には、実際に会社を見限って、より働きやすい条件の会社へ転職された方々も。もうホントにダメだったら、自分を守るためにはこれしかないですよね。

幸い、私自身はまだ心に余裕はあり、今の会社や上司が好きなので、もし職場に問題があるなら、一緒に改善していきたいなと思っています。(今私が苦労しているのは、異動に伴う各種スキル・知識の習熟度が問題なので、まずはそこからですが。)

結局、ワーママが会社で働き続けるというのは、いかに会社とロイヤリティのある関係を結べるかに尽きると思いました。鎌倉幕府ではないですが、会社側は従業員に優しくする、従業員はそれに応える、という「御恩と奉公」が一番大事だと思います。


そもそもこれってワーママだけの問題なの?

本当にそうですよね。なぜ、働く母ばかりがこんなに悩んでいるのでしょう?なぜ、働く父たちは、同じような問題に直面しないのでしょうか?

みなさん、お分かりですよね。それは、父は残業しているからです。それが「普通」だからです。父が残業して帰ってこないから、母が強制的に定時で切り上げざるをえない。では、父母を入れ替えれば解決するか?といえば、それも違いますよね。母が残業すれば、父が定時で切り上げざるをえず、育児と仕事で追い込まれていく。1. の主体が母から父になるだけです。

結局、男性だろうと女性だろうと、「残業が前提」の働き方をやめないといけないのではないでしょうか。

この方々のような意識を、世の中に広めていきたいですね。ワーママが働きやすい組織は、みんなが働きやすい。私はそう信じています。







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