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"黄金の3割" 出典情報を教えてください

【16:30 更新:解決しました!!原著 セクション8"Numbers: Minorities and Majorities"内に記載がありました。たくさんの情報提供を、ありがとうございました!

 In this situation, with ratios of perhaps 65:35, dominants are just a “majority” and tokens become a “minority.”

Kanter, Rosabeth Moss. Men and Women of the Corporation: New Edition . Basic Books. Kindle 版.

 こんにちは、2歳男児を育てながらフルタイムで働くママ営業職、カレー部長です。突然ですが、「マイノリティが3割を超えると意思決定に寄与できる」という”黄金の3割”理論の出典情報について、詳しい情報をお持ちの方いらっしゃいますか?

 日本語のサイトでは、ロザベス・モス・カンターが著書で提案したという記述が多いですが、原著を読んでも、そのような記述は見当たりませんでした

 わたくしは昔ながらの日系製造業に勤めております。男性優位&メンバーシップ型(メンズクラブ)の非常に古い企業体質に課題意識を持っていたところ、このたび、若手社員が社長に直接プレゼンできるという企画が立ち上がりました。そこで私は管理職に対するダイバーシティ教育の必要性をプレゼンしたく、論拠として "黄金の3割"を引用したいと考えております。

 本noteへのコメントや、Twitter のDM でご連絡いただければ幸いです。少しでも手がかりがあれば嬉しいです。どうぞよろしくお願いいたします。

■日本語参考サイト

■私が目を通した原著
・Men and Women of the Corporation: New Edition (English Edition) Kindle版

一橋大学 木本喜美子先生による本著の解説(日本労働研究雑誌,2016年)にも、"黄金の3割"といった表現や数字に関する記述はありませんでした。
https://www.jil.go.jp/institute/zassi/backnumber/2016/04/pdf/032-035.pdf

以上です。


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