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しゃばしゃばカレーは脳みそに浸潤しやすい。 #19

毎日カレーを食べ続けている夫と一緒にいると「固形ルゥで作るカレー」を食べる機会が全くない。

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おそらく日本国民は月に1〜2回は作るであろうカレーを夫と一緒に住み始めてから、一度も作っていない。だって、スパイスカレーの方が圧倒的に美味しいんだもん。

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夫のカレーを作りを初めて見たとき、その材料にビックリした。

固形のルゥ、使わないの…?
(めちゃくそ油が飛び散ってる…!!!)

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学校の家庭科で学ぶのも、母親が作るのも固形ルゥだったし、「カレー」はスーパーに並ぶ固形ルゥを使うことしか知らなかった私には衝撃だった。

スパイスカレー屋に行ったことはあったけれども、どうやって作っているのかなんて想像したことがなかったし、家で食べるカレーより美味しいのは当たり前、という程度にしか思っていなかった。


夫がスパイスから作るカレーは、とても美味しい。固形ルゥ特有の舌に残るざらっとした感触がなく、お腹に重たい感じもない。

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なにより、具材がバラエティに富んでいるのが素晴らしい。
冷蔵庫に余っている食材や、昨晩の食べ残しのおかず、七草粥だってカレーになる。

ジャガイモ、人参、玉ねぎ、角切りの肉、だけじゃない。具材はなんだっていいってことも衝撃だった。

「カレー」とは「自由奔放な食べ物」だったのだ。


時間軸だって自由だ。
カレーを作るぞ!と最初からカレーを作ってもいいし、別の名称をもったおかずが翌日になってカレーに着地する時もある。

こんなに料理を作る人に優しい食べ物があるだろうか。
本来別の料理を作っていたが、味付けを失敗してリカバリできなくなってもカレーにしちゃえばなんとかなるので、料理初心者ほどスパイスを常備したらいいと思う。

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ところで、先日「マツコの知らない世界」で味噌汁を紹介していた 。


「味噌汁は世界一すごいスープ」

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「手軽・健康に良い・包容力」がある


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具材が決まってないのに、
その食事に名前がついているのがすごい


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圧倒的な受け容れ可能な具材の数


あれ?

それって、カレーじゃない?

「味噌汁 ≒ カレー」

しかも、受け容れ可能な具材は味噌汁より多い。
でも、味噌汁は時間軸を超えられない。


ってことは、世界一すごいスープなのは

\カレー🍛/ってこと。


なんてことを思ってしまうくらいには、脳みそにカレーが浸潤している。固形ルゥのように、小麦粉、複数の油脂、なんらかの化合物が入っていないスパイスカレーを継続的に摂取しているから浸潤もしやすいんだろうなぁ。


でも、私が毎日飲みたいのは、味噌汁です。


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