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囲碁史記 No.3

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囲碁史研究家の視点により、囲碁の歴史を貴重な資料をもとに解説。 No.3は囲碁史記 第42回から第66回まで 本因坊元丈の時代から幕末の秀和の時代までを紹介します。
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2024年3月の記事一覧

囲碁史記 第55回 家元の規則

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囲碁史記 第56回 土屋秀和の登場

 本因坊丈和と井上幻庵因碩の名人碁所を巡る争いが一段落して以降、囲碁界の多くの出来事に…

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囲碁史記 第57回 本因坊丈策とその時代 秀和・因碩の激闘

 名人碁所の本因坊丈和は井上因碩(幻庵)と林元美による引き下ろし工作により引退に追い込…

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囲碁史記 第58回 悲運の後継者 井上節山因碩

 数年前に囲碁史研究家の南雄司氏により神奈川県相模原市にて十二世井上節山因碩の墓が発見…

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囲碁史記 第59回 天保四傑 安井家の三人 安井算知・太田雄蔵・阪口仙得

 江戸時代後期に活躍し天保四傑と称された四人の碁打ちがいる。安井算知、太田雄蔵、阪口仙…

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囲碁史記 第60回 伊藤松和と名古屋・東海の碁打ち

 前回、天保四傑のうち、安井家の三人を紹介したので、残る一人、本因坊門の伊藤松和につい…

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囲碁史記 第61回 因島の神童本因坊秀策登場

虎次郎誕生 秀策は文政十二年(一八二九)五月五日、備後国御調郡三浦村大字外之浦、現在の広島県尾道市因島外浦町に生まれた。因島は、かつて毛利元就を支えた村上水軍が拠点とした瀬戸内海の島で、現在では西瀬戸自動車道(しまなみ海道)で本州および四国と結ばれている。  父の桑原輪三は雑貨商。妻カメとの間に二男一女があり、秀策は次男である。輪三は対岸三原から入婿している。実家の安田家は代々庄屋を勤める士分に近い家柄であった。  秀策の幼名は虎次郎。母カメは碁を知っており、胎内にあるとき

有料
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囲碁史記 第62回 秀策の成長そして跡目へ

秀策への改名 天保十一年、栄斎は出府以来二年半ぶりに帰国している。帰国の時期は初夏では…

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囲碁史記 第63回 秀策を鍛えた先輩たち

 秀策は跡目となるまで、なってからも多くの兄弟子や他門の先輩たちに鍛えられている。本因…

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囲碁史記 第64回 秀策、信州への旅 関山仙太夫と白木助右衛門

 秀策は江戸へ出て以降、帰郷以外で旅に出たのは嘉永四年(一八五一)の信州旅行のみである…

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囲碁史記 第65回 秀策の死とその後 

御城碁十九戦全勝 嘉永二年十一月十七日、二十一歳の秀策は初めて御城碁に参加し安井算知を…

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囲碁史記 第66回 幕末の囲碁界

秀和の旅行 嘉永六年(一八五三)にアメリカのペリー提督率いる黒船艦隊が浦賀へ来航する。…

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