新しく店舗をつくるときの注意点はなんだろう?のハナ氏。
こんにちは。ハナ氏です。
まずは、なんとなくでもこのページを開いてくださり、ありがとうございます。大変光栄です。
今回は、「店舗をつくるときの注意点と予算のかけ方」についてボスに聞いてみました!
Q1.新しく店舗を出す時に繁盛する お店づくりっていうのを意識して考えると思うんですけど・・ 注意することってありますか?
A1.バランスだね。コストのかけ方っていうのが1つポイントになるかな・・
ハイブランドと大衆居酒屋ではコストのかけ方が全然違うじゃん?
それは空間もそうだし、何よりサービスの内容がまず違う。
だから、当然商品単価も違ってターゲット層も全然違うじゃん。
誰に提供するのかとか、それに対する自社の商品がいくらなのか・・その金額に見合った空間になっているかどうかというのがすごく重要だよね。学生さんばかりが来る居酒屋に装飾をして、コストをかけた空間を提供するってちょっと違うじゃん。
ただ皆さん「おしゃれにしたい」ということは 絶対に言うんだよ。そのおしゃれというのが、どういうおしゃれなのかというのをデザイナーや設計者と オーナーさんは共通認識をさせておかないといけないよね。
独りよがりのおしゃれを 提案してしまうとか・・
オーナーさんのこういうおしゃれがいいっていうのが商品とマッチしてないとか・・
そこのチグハグをなくして、バランスをとるっていうのが重要だよね。
うちの物件でいうとコンブッカさんとかね・・例えばコンブチャってさ、普通のドリンクより高いよね?
一杯500円ぐらいのドリンクを継続的にふつうに買っていくのがターゲット層。そういう人たちに対して合う空間というのは必要だよね。
「コンブチャ」という商品の サービス価値とターゲット層とバランスをとった空間力というのがいるから。
空間力を発揮するには最低でもこのぐらいの費用はいるというのを初期段階で確認をして、費用が合いそうだと思ったらそのまま色んなものを提案するし・・費用が合わなさそうだと思ったら予算組みとかをもう一回考えるというのは大事だよね。
コンブッカさんの場合、目に留まるような空間だし、非常に特徴的でありコンセプチュアルでありというのを目指した空間デザインかな。
激しい土っぽい テクスチャーとコンクリートっぽいテクスチャーの真逆を組み合わせて・・
カクカクと尖ってもいながら丸みを帯びていながら・・直線と曲線をうまく混ぜ合わせてシャープさとモダンさのちょうど中間を狙っているんだよね。
店舗デザインって、建築デザインとちょっと違ってて・・二次元で見てきれいかどうかっていうのも非常に重要だからさ。
店舗をつくるときは二次元というか平面的な見え方も結構意識する。
しっかりコンセプトをつくって、コンセプチュアルにやるのがうちの特徴だよね。
Q2.予算内でおさめながらもこだわりのある店舗にするには、何を大事に考えていくべきですか?
A2.ターゲット層や商品に合っているかどうかとこだわるポイントを決めて金額にメリハリをつけること
ターゲット層とか商品に合っているかどうかをまず確認すること。
予算に合わないことも結構あるんだけど、合わないなりに何かポイントはつくってあげたいよね。とりあえず予算内に収める仕様にするんじゃなくて、 この店舗だったらこの特徴を1つだけお金をかけてとか・・そういうメリハリをつけるというのが大事かな。
うちの物件である「ROOM」さんはね、面積が広かったんだよね。
そこに対してアパレルで色んなブランドを取り扱いされるということで・・ストリート系もありながら、きれいめもありながら幅広い感じで展開をするっていう話だった。ストーリート感を残しつつ、少しシャープな感じもありつつ。だから、ファサードの箱の部分と塗装で表現した。
お金をかけないで印象的にするってなったときに、造作でつくっちゃうといちいちお金かかっちゃうんだよね。
だから塗装というので表現したいなと思って。ただ単純に塗って色を変えるんじゃなくて、ここはトリックアートで塗ったという感じ。
ここがアイポイントになっているよね。
立ち止まるポイントを強制的につくって、そこでコミュニケーションを取れるように足を止める策としてトリックアートを使ったという感じかな。
もっと詳しく知りたい方は、ぜひYouTubeをご覧ください▾
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