来月はもこもこになる『2024.1.31』
私らしくないが、1ヶ月を振り返ってみようと思う。
その為に1月分の日記を全部読んでみようと思う。
と思ったけど、1月1日の日記を開いて止めた。
何を書いてるかよく分からなかったからだ。飲んでいる白湯のせいか、振り返るという行為が苦手だったからか、普通に眠いか分からないけど、止めた。
だから、1月に起こったことを思い出してみようと思う。
仕事を辞めて3ヶ月が経って、4ヶ月目に突入した1月。
2024年は年女で、12年に一度の幸運期だとどの占いでも話していた。
「1月中旬にハローワークが開くから、また行ってくる」
母に伝えたら頷いた。分かったよって言うだけだったけれど、私がどんな動きをしようと見守ってくれるのが分かった。
私はハローワークに行かなかった。まだ小説を書いていたいと、今年こそはと思ってしまった。
母は、分かったよと言って、私をそのままにしてくれた。
小説の投稿サイトを見回した。登録もした。応募もした。
なりたいものを知らないといけないと思って、たくさん小説を読んだ。たくさん読んで、感想を書いて、自分はこんな作品を書きたいと想像を膨らませるようになった。
脚本家への道も、少し開けた。
去年諦めた脚本のコンクールが来月に迫った。去年一昨年とぐちゃぐちゃだった私に、また私にチャンスが回って来た。もう一度、脚本家になりたいと思わせてくれた。
ドラマを観て、映画を観て、シナリオ本を読んで、自分が納得いく作品を作りたいと思うようになった。
日記もInstagramも、 きちんと続けられた。コンクール応募の分頻度は減らしたけれど、毎日いいねやフォローの通知が届くようになった。
1月になって、読んでくれる人やいいねをくれる人が増えた。自分の人生の数分を私の投稿を読むために使ってくれる人が増えた。
楽しいなあ。
そう思うことが増えた。
文章を書くことが楽しい。
物語を考えるのが楽しい。
自分の作品を誰かに見てもらうこと、面白いと言ってもらう事が楽しい。
去年は感じなかった「文章への喜び」を感じることが出来た1ヶ月だった。
2月は努力。
1月に感じることが出来た喜びを、2月も継続しながら努力したい。私は好きなことは努力と思わない性格だから、楽しんで文章に向き合うことが、2月に出来る努力なんだと思う。
3月の自分に、2月はよく頑張ったと言ってもらえるように頑張りたい。
寒がりの私。冬は何かとやる気が出ず、何にも手を出せない。
厚着をしてもっこもこになりながら、2月の私はパソコンとスマホを握り締めて物語を考えるのだ。
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