見出し画像

NIKKEI Tech Talk #22 スクラムとコミュニティとクラウド人材育成


2024年3月にKDDIグループ内でAWS Game Dayを開催したことや、日経グループでも最近AWS Game Dayが行われたことをきっかけに、様々なIT関連のコミュニティでもお会いしている日経新聞社の西馬さんからNIKKEI Tech Talkで一緒に話しませんかとお誘いが。AWS Game Dayは内容についてはオフレコなので、少しテーマを広げて、KDDI/KAGにおけるクラウド人材育成について話をしてきました。

(オンライン開催で写真がなかったので、同じ時期に出かけた伊豆アニマルキングダムのキリンの写真でも貼っておきます)

KDDIグループでのAWS Game Dayの様子はこちら。

KDDI/KAGにおけるスクラムとコミュニティを活用したクラウド人材育成

私が所属するKDDIアジャイル開発センター株式会社(KAG)では、KAGやKDDIグループの新入社員向けに研修プログラムを用意していて、クラウドやソフトウェア開発に関する基礎学習の研修をKAGのソフトウェアエンジニアから行ったり、スクラムやサービスデザインの基礎学習も経て、基礎学習のサービスデザイン編で考えたサービスを1ヶ月強でチーム開発する実践的な研修も行っています。

配属後のスクラムチームでも、自学と経験者からのペアプロ/モブプロなど実践での学びを両立していくのが重要で、スクラム間でのナレッジ共有の仕組みもコミュニティ・オブ・プラクティスや、「チームトポロジー」でも紹介されているプラットフォームチームによるクラウドやセキュリティ面での支援を受けながら、チームでできることを増やしていく取り組みを行っています。

ちょうど、「チームトポロジー」の共著者のManuel Paisさんの研修も受講したばかりで、私自身もプラットフォームエンジニアリングの組織を試行錯誤しながらも立ち上げているところなので、今回のテーマの中でも触れてみました。

そのほかにも、KDDI/KAGでは、社内外の技術者同士を繋げたり、お互いの実践知をシェアするクラウドをはじめとするさまざまなコミュニティ活動についても紹介しました。

会社間でのコラボコミュニティイベントとして紹介したNRIさんとのコラボイベントの参加レポートはこちら。

Bias for Action!! 実践から学ぶための仕組とコミュニティ

アマゾン ウェブ サービス ジャパン・金森さんからは、AWSを学ぶための取り組みとして、さまざまな学習コンテンツや、JAWSの紹介、AWS社内でのコミュニティの話をベースに、社内外のコミュニティでの実践的な取り組みを共有する場を整えたり、参加したりすることで、個人も組織も学びがスケールしていく話を。これだけ仕組み化されているのが羨ましくもあり、目指していきたい取り組みでした。

AWS GameDay を活用したクラウドスキル強化とコミュニティ形成について

日経新聞社・千葉さんからは、日経グループ内でAWS GameDayを開催するに至ったきっかけや、開催による効果を紹介いただき、開催を通じて、今後も定期的に集まり情報共有する場として「日経グループエンジニアコミュニティ」を定期開催していきたいとの話でした。いつかKDDIグループともコラボしましょう!

パネルディスカッションとか後日談

そのあとのパネルディスカッションでは、人材育成としてコミュニティに各社が注目した理由や、社内勉強会の始め方、最新のクラウドなどの技術をどうキャッチアップしているかなどを話したりしました。Q&Aもアンケートも多くのフィードバックをいただけて良き会でした。

今回はオンラインでの開催だったので、後日登壇者同士の打ち上げがあったのですが、めずらしく体調を崩してしまって泣く泣く不参加に。。。またリベンジできたらいいな。

よろしければサポートお願いします。いただいたサポートは、コミュニティ活動や、インプットに使わせていただきます。