見出し画像

サービス企画【求人】

くらしのマーケットが新しい事業部を立ち上げます。その名も「コンシューマー事業部」。その立ち上げメンバーとなった大橋です。皆さんご存知かも知れませんが、新規事業の立ち上げメンバーは本当に狭き門です。私は前職の出前館で、新規事業の立ち上げメンバーとしてサービス企画をしていました。その新規事業は波に乗ったのですが、諸般の事情でサービスを終了させることになりまして…最終的に私が一人でサービス終了まで完了させました。

でも、その時の熱狂が忘れられなくて、数十社の新規事業に応募をしたのですが全て不採用となりました。考えてみれば当たり前で、そもそも新規事業の募集は採用枠が少ないのです。しかも、新規事業は先行きが読めないので、普通は社内からメンバーを募ります。私は一から自分でサービスを立ち上げて、新規事業にもう一度挑戦したいという強い想いがありました。ですから、こうして新しい事業部で内定が出て、自由にやらせてもらっていることを本当にありがたく思っています。

新規事業の立ち上げメンバーになりたい人には、当社を強くオススメします。私は今、エアコンと取付工事をセットで販売する企画(製品+役務の一律価格サービス)を担当しているのですが、凄く楽しいです!私のような新規事業中毒の皆さんのために、当事業部の魅力についてお話をさせていただきます。

コンシューマー事業部そのものの説明は、事業部長の中尾が、CS(カスタマーサポート)の記事で説明していますので、あわせてご覧ください。

中尾事業部長と猫

私の経歴

新規事業中毒の大橋です!

新卒で出前館入社

まず、私の経歴からお伝えします。私は、新卒で出前館に入社しました。当時の社員数は当社と同じ150名ほどでした。出前館では、加盟店(レストラン)の新規開拓の営業マンとしてキャリアをスタートさせました。担当エリアと月間ノルマを持ち新規契約を獲得していました。1年目から出張ばかりで、レオパレスと車だけ会社に与えられて、住み込みで地方営業をしていました。

時代背景の補足をしますと、当時は出前館が拡大したばかりで、競合プレイヤーがあまり出てきていない時代でした。つまり、フードデリバリーの文化、いや、その概念がまだ世の中に浸透していなかったのです。当時は配達員を雇用しているレストランだけがデリバリーができました。だから、当時の出前館は、チラシをオンライン化した出前のポータルサイトでした。

そういう時代背景もあって、当時は配達員を雇用しているレストランのリストが少なかったんです。例えば、高知県の場合、40店しかリストがないんです。その中で30店の獲得が求められました。全部電話して、全部断られて、全部飛び込んで、全部断られました(笑)田んぼの中にある弁当屋で一人弁当を食べて、店主と世間話をして、やっと契約をとるみたいな。「俺は何をしているんだろう?」と思ったりもしました。こんな田舎で契約をとっても注文入るのかなと思いながら、泥臭くやっていました。まだ23歳の時の話です。

仕入館立ち上げメンバーになる

3年目に新規事業に声をかけてもらって「仕入館」に入りました。責任者が一人だけでやっている新規事業の二人目として呼ばれたのです。仕入館は、主に加盟店向けの仕入れサービスで、食材や資材の卸売サイトです。飲食店オーナーや仕入れ担当が会員登録をして仕入れをします。仕入館には、2つの差別化ポイントがありました。

①スケールメリット
出前館のスケールメリットを利用して、自社で仕入れをして安く提供する
小規模の街のレストランは仕入れ値が高くなってしまいます。そこに対して、規模の経済でチェーン店並の価格で小規模の飲食店に商品を提供できます。仕入れ値を下げた分は、飲食店の利益になります。

②利便性の提供
オフラインの仕入れが根強いアナログな文化でした。A社には電話、B社にはFAX、C社にはメールとバラバラです。その煩雑さの解消を目指しました。特にお弁当箱やデリバリー容器に力を入れていました。加盟店から「容器の仕入先を教えて欲しい」と言われたのがきっかけになっています。

仕入館は、自社で倉庫を持つことはなく、プラットフォームを作って卸売業者に出品していただく形でした。母体となっている出前館の強みは、加盟店の売上を見てどこが人気なのか分かることです。売上の高い加盟店は仕入れ値が安いので、仕入先を聞きに行って、そこで教えてもらった卸売業者に営業をして、優良な出品者を増やしていきます。出前館との関係があるので、加盟店も快く応じてくれました。

当時の仕入館は上司と私の二人だったのですが、上司は営業のプロだったので、それ以外の全ての業務を私がやる必要がありました。運営の全部です。当時はプロダクトが不十分だったため、電話やFAXでも受け付けていました。それに伴う問い合わせやクレーム処理もやっていました。同時にサイトの開発も進めていました。さらに経理業務もやっていました。文字通り、「死ぬ気でやる」しかないんです。だから、二人で会社をやっている感じでした。そこで、事業をやるってそういうことなんだなということを知りました。

ビジネスの実態と合っていない、パッケージ型のシステムを使用していたので、東京しか配送できない肉屋に大阪の加盟店が注文するようなことが発生しました。そのような発注は全て目視で確認して、私がお詫びの電話をしていました。会員は飲食店なので、食材が届かないと大クレームになるので朝から晩までずっと対応していました。長時間の残業は当たり前で、体力的にもやばかったです。逃げ場がなかったというか。

でも、私に辞めるという発想はありませんでした!自分としては「当たり前にやる意識」というか。前述の通り、社会人のはじめから、飛んでくるオーダーが無茶だったのでそれで慣れていたのはありました。

何これ?DJ?

事業の成長と撤退

その後、LINEとの資本業務提携で経営陣が変わったことをきっかけに、三カ年計画での事業拡大が動き出して、ECサイトのリニューアル、人員の拡大が決まりました。私は、ナンバー2として、採用に取り組みながら、オペレーションの設計や業務の組立に携わり、組織拡大に向けて動きました。サイトリニューアルは2年越しのプロジェクトでした。自社エンジニアは居ないので、外部のベンダーにカスタマイズを指示していました。当時はPMも業務委託でした。私はビジネス側のリーダーとして、要件定義からリリースまで全部に関わってサイトのリニューアルにも取り組みました。その結果、仕入館の売上は約10倍になり、サプライヤーの数も10社から100社以上になった。事業部のメンバーも30人にまで増えました。

しかし、諸般の事情で、仕入館は事業撤退となりました。それが、私の転職理由です。私が情熱を注いだ仕入館は無くなることになったからです。

そして、私は仕入館の事業撤退までやりきることにしました。私は、ずっと立ち上げからやっていたので、出品者との関係もあったので、最後まで残ることにした。サービスが無くなるというのに、思いがけず多くの人から感謝の言葉をいただきました。その時に、自分のやってきたことの意味を感じることになりました。週に一回、管掌役員とやり取りをしながら、最後の1人になるまで、出前館にリスクが残らない状態まで持っていって辞めました。それが、事業をはじめた私の責任だと思ったからです。

トラックメイカーです!(だから何それ?)

私が転職活動で重視したこと

そして、転職活動をはじめました。次の職場は、カルチャー的にスタートアップが合うと思いました。小さくて自由な社風が良いなと。今更、大手に行っても自分の良さを活かせないだろうなと。職種としては、仕入館でやってきたことを活かして事業開発をしたいと思いました。20代で新規事業で濃い経験をしたので、別の新規事業をもう一度やりたいなと。新規事業を自分のビジネスパーソンとしての専門性にしたいと思いました。そこで、新規事業の事業開発とか、プロジェクトマネージャーとかを中心に受けていました。

そういう中で当社を選んだのは、サービスに興味があったからです。仕事の結果として、自分の生活にも影響が及ぶような身近なサービスってやりがいがあるなと。文化を変えるようなサービスに興味があるんです。出前館も食事をデリバリーするという文化を作りました。くらしのマーケットも人々の生活を変えています。消費者の生活習慣を変えるって凄いことだと思いませんか?そこに興味があります。もう一つはビジネスモデルが出前館に近いので、経験を存分に活かせると思ったからです。今、自分が担当しているエアコン販売の企画は、今までの通常ルールやスキームに対して、新しいことを提案していると思っています。

みんなのマーケット株式会社の魅力

入社してから、色んな部署の業務を増やしてしまうような相談をさせてもらったのですが、この会社の人は、先に待っているコトへの抵抗感が全くありません。みんなが非常に協力的で、チャレンジングだと思いました。本当にこれ実現するのかな?ということも、みんなが協力してくれるので、シンプルに仕事がやりやすいです。マーケットプレイス事業部(くらしのマーケット本体)の責任者のへちょさんが、新しい風を吹かせようとしていることも感じました。風向きが日々良い意味で変わっていくことを、入ったばかりの私でも感じるような会社です。

当社は「自分次第で何でもできる環境」だと思います。くらしのマーケットのユーザー基盤とか、出店者基盤がある中でビジネスを構想できるのはめちゃくちゃありがたいことです。規模の大きいビジネスを考えることができます。出店者を巻き込むとか、家電メーカーを巻き込むとか、こういう立ち位置だからこそ、色んなことを考えることができます。新規事業をやりたい人からしたら、会員数200万人、出店登録数9万店舗という巨大な基盤のあるところから考えることができるので、非常に楽しいところだと思います。

出前館は10万を超える加盟店を持っているので、私は優位な立場での交渉もできました。これは完全に会社の力を使っていて、個人の力じゃないなと。でも、安く仕入れができれば、会員の利益になるんです。だから、どんなに良い話をいただいても、さらに良い話を引き出せるように妥協はしませんでした。そして、会社やサービスの看板を背負ってやることは自分の成長にもなります。そうやって、サービスを動かしていった経験があることは大事だと思うんです。当社で働くことは、「背負うものを背負ってやることをやる」という人にはぴったりだと思っています。

自分的には「謙虚にかつ遠慮せずにやる」というのをテーマに働いています。言いたいことを言えないのは駄目な環境だと思っています。当社の場合、たとえ粗いアイデアだとしても、言われたものを叩くみたいな風潮は無いので、発言しやすい環境だと思っています。そういう環境があるからこそ、自分も新参者として「礼儀をわきまえつつ、遠慮はしない」というスタンスで働けたらと思っています。

配慮はするけど、遠慮はしねぇYO!(大橋さん!どうした?)

どんな人に合う会社なのか

私は、仕事を楽しめる人がこの会社に合うと思っています。より遠くを見て欲しいです。私は、ワクワクするサービスの構想があって、それを見て走るのが好きです。手前にあるハードルや障壁を見て、業務が多すぎる…ってなるのは駄目だと思っています。手前にピントが合っている人はすぐに折れてしまいます。遠くの方にピントを合わせて走れる人が良い。そうすると大概のことはどうでもよくなります。前に進めば、絶対にトラブルは発生するんですよ。その度にくじけない人。トラブルすらも楽しめる人に入ってもらいたいです。
でも、もうあの頃には戻りたくないですね(笑)もうちょっとスタイリッシュにやりたい。でも、情熱を注いだあの時代を思い出すんです。

応募の前に

自分の視点になってしまうのですが、クリエイティブな働き方が好きで意識しています。新規事業開発ってものづくり的な部分が強いと思っています。サービスをデザインするというか。特にコンシューマー事業部なので、ユーザーによりよい体験を提供して、期待を超えるものを届けるとか、最後にやりたいアウトプットがあって、それをやるためにどうしたらよいのかという観点で仕事を進めています。ロボットを作るようなもので、脚を組み立てて、手を組み立てて、それらを動かせるようにプログラミングして…みたいに、色んなことをやらないといけない。完成形を追求するということで言えば、全体をマクロな視点で見ながら、一個一個を丁寧にやりながらも、ゴールを見て仕事をする必要があります。だから、一個一個の仕事にこだわりが出てくる。妥協はできません。

どんな仕事も素晴らしいと思いますが、サービス企画の仕事は、持つ範囲が大きいと言えます。「個別の業務」を受け持つのではなく「事業ごと」受け持つ感覚があります。まだほぼ何も無い状態なので、やり方は決まっていません。だから、自由度が高いとも言えます。どういう風にやるのかをこだわり抜くのが私達の仕事です。そういうクリエイティブさを楽しめる人に来てもらいたいです。いわゆる裁量を与えられて動ける人物像ってことなのですが、クリエイティブに働く人って言ったほうが響きが好きです。私がバンドマンだからかも知れません(笑)もちろん、くらしのマーケットの基盤は存分に使います。けれども、私達は必ず新しいものを作らないといけません。

今回も入社早々担当させていただいた、エアコン販売(製品+役務の一律価格サービス)のLPを作って、ラフ案が出てきたのですが、この2ヶ月の成果が形になったので、感慨深いものがありました。働いて2ヶ月ですが、私の中にサービスへの愛情が芽生えているのだと思います。

すげぇ語ってるけど大橋さんはまだ入社して2ヶ月です(笑)

給与について

最後に給与についてですが、基本的には現在の年収と希望年収を加味して、相談しながら決めていくことになります。例えば、あなたの年収が600万円の場合、ワークサンプルテストや面接にて、経験や能力を確認させていただき、それに見合う能力があれば、同じ600万円を提示させていただきます。もし、それ以上のポテンシャルがある場合は、それに見合う給与を提示させていただきます。

サービス企画に限らず、CS、営業、品質管理などの職種も募集しています。私と一緒にこの事業をくらしのマーケットの柱に育てましょう。新規事業中毒の私と一緒に仕事をしたい人からのご応募をお待ちしています。

↓新規事業中毒の人は押してください!お祝い金20万円もらえます↓