ロンドン

イギリス在住。イギリスと東京を行き来し始めて20年近く。イギリスと日本で感じたあれこれ…

ロンドン

イギリス在住。イギリスと東京を行き来し始めて20年近く。イギリスと日本で感じたあれこれ、日々のことを書き留めていきたいと思います。

最近の記事

自宅待機の日々

イギリス政府が国民に対し自宅待機要請があってから1週間になろうとし、私の会社も全世界規模で在宅勤務が命じられ、家から仕事をすることになりました。通勤は面倒ですが家で仕事をするのはメリハリがなく、大変だと痛感しました。フリーランスの方々には頭が下がります。 さて、毎日毎日、各国のコロナウィルス感染者情報がニュースのトップで気分が滅入ってしまいますが、先日昼夜問わず働いているNHS (National Health Service - イギリスの公的保険医療制度。国税で運営され

    • COVID-19の影響 - その後

      コロナウイルスの影響で仕事もプライベートも忙しく、なかなかブログを書くことが出来ずにおりました。全世界で156,396人、イギリスの感染者数が1,143人になり (3月15日現在。John Hopkins Coronavirus Resource Centerから。ご存じの方も多いと思いますが、Linkはこちらです)、 イギリスでも日本と同じように在宅勤務(Telework / Work From Home)が推奨されています。私の会社は先週からSplit Operatio

      • 新型コロナウイルスCOVID-19 とアジア人差別

        本当はもう少し楽しいことを書こうと思っていたのですが、「やっぱり」と言う感じでイギリスだけではなくヨーロッパでアジア人に対する差別が始まったとニュースやネットで取り上げられています。日本では中国人の方々への差別があるとニュースで読みましたが、ヨーロッパの人々からすれば日本も韓国もシンガポールもアジア人は皆んな一括りになってしまいます。特にマスクをしていたらてきめんです。 道を歩いていて罵声を浴びせられたり、電車であからさまに席を離れたり。学校でもアジア系の子供達とは離れて座

        • ブリグジットについて思うこと。

          2020年1月31日午後11時をもって、イギリスは47年間加盟してきたEUから正式に離脱をしました。私の周りのイギリス人達の反応は安堵の「やっと」、悲観的な「とうとう」離脱したと言う感じです。何せ今まで3回も離脱延期になったので、本当に離脱するのか半信半疑でした。 今回の離脱は移民問題に焦点があてられましたが、2016年ごろのイギリスは移民の中でもEU加盟国からの移民の問題が大きく、年間20万人くらい増えていました。EU内での移動は自由なので制限はかけられず、イギリス人と同

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