星月夜の狂詩曲 ―「掴み」にすら至らなかった男編―
さて、後編はいよいよリリイベの感想を書いていくわけだが、まさにタイトル通りの内容だ。順を追って説明していこう。
中編を書き終えた後、急いで渋谷駅から今回の会場である渋谷ファーストタワーへ向かった。途中で一本道を間違って全然違うほうへ歩いていたが、なんとか15時30分までには辿り着いた。まぁ何と立派な高層ビルだろうか。流石は天下のビクターエンタテインメントだ。スーツで来ていたら就活のようだっただろう。到着してからは見知った方々のことを柱影からチラ見しながら、ビル周辺をウロウロしていた。そういうとこやぞ自分。
開場時刻を過ぎると皆入っていくので、私もひっそり後に続いて入っていった。10階で受付をして、そのまま待機席へ。受付横にいたニッパー君が可愛かった。前方にはスクリーン、その後ろには待機列…なるほどそういう感じね。私は前から4列目で前はざっと20人弱ほどだった。そのなかにはさらに見知った顔がちらほらと見えた。ここでスマホのバッテリーが完全に死んでしまったので、周りをキョロキョロ見たりイメトレをしたりしていた。そらともさんのなかにはBGMとして流れてくるそらちゃんの楽曲に合わせてリズムに乗っている方もわりとおり、「あぁ皆そらちゃんが好きなそらともさんなんだ」ということをひしひしと感じた。
そうこうしているうちにビクターの(最近噂の)吉田さんから諸注意などが語られた。ユーモアを交えながら楽しく話してくださったことで緊張が少しほどけたし、荷物からくるラグの話はなるほど確かにと思わされるものであった。そして、我々それともに対してはもちろん、言葉の端々からそらちゃんへの思いやりを感じて、ちょっとジーンときた。
そしてそらちゃんのご登場。内容は割愛するが、とにかく可愛かった。そしていよいよお渡し会のスタート！前の方々や顔見知りの皆さんがスラスラと、あるいは熱く想いを語っているなかで案の定私は気が気でなかった。就活だってここまで緊張したことはないし、むしろ赤の他人なら仕事モードで話しやすいものだ。しかし今回の相手は我が救世主ときのそら。緊張しないわけがない。
そしてここでタイトル回収。私のお渡し会は前日考えた掴みにすら至らず、ほぼ名乗っただけで終わった。颯爽と入ってネームカードを掲げて名乗ったまではいいが、そこからが大失敗。名乗った時にそらちゃんから言われた「いつもありがとう」の言葉に、完全に話す内容がぶっ飛んでしまった。そして…
私もそらとも6年目。思い切って踏み出してみようと思い、(それでも内心びくびくしながら)今回応募してみたら、見事当選したわけである。
…と前編で述べたこの話題を切り出してしまった。バカ！そっちじゃない！と思った時にはもう遅い。これで持ち時間のほとんどを消費し、さらにその後似たような話を見舞うという痛恨すぎるミス！終いにはそらちゃんから「参加してみて楽しい？」と聞かれ、「直接お喋り出来て楽しいですぅﾌﾋﾋ…」とバカみたいな回答をしてしまった。この僅か3秒ほどの「ﾌﾋﾋ…」も命取りで、横を見ると残り時間10秒の合図が。4月のライブは昼と夜両方当たったので応援しに行く旨を何とか伝えたが、最後の最後で今回最大のミス！「ライブ頑張って下さい」と言ってしまった。以前から私のnoteを読んでくださっている方は知っているかもしれないが、私は「頑張れ」という言葉にトラウマがある。例の件以降はなるべく言わないように、応援するにしても私に取ってはよりマイルドな表現である「ファイト」という言葉を使うようにしている。それが緊張だからか、よりにもよってここで…言ってしまうとは……！そらちゃんはライブ頑張ると言ってくれたし、確かにエールを送りたいのは事実だ。だが…なるべく使わないと決めた以上、私の精神衛生上よろしくない。
そんなわけで私のお話会は最高に楽しめたし天にも昇る気持ちであったが、スマホのカメラは使えないし、充電が切れたからすぐに感想を伝えられなかったし、中身としては感謝1つ伝えられずに最後の最後に自分自身にモヤモヤして終わるという苦い結果に終わった。名前だけは名乗れたのでそこは及第点であるが、要は「今回初めてお渡し会に参加したカップジムさんは今回のイベントが楽しいらしく、4月のライブは昼夜参戦するらしい」という情報を伝えたに過ぎない。感謝が云々の話やアルバムの話はどーした？
これは不完全燃焼であり、リベンジマッチをするしかない。
次回に向けた反省としては、やはり場数と時間配分があげられる。リベンジマッチというのもあるが、推しとのお話は数をこなさないと上手く伝えられないと強く実感した。そしてその上での時間配分！あっという間に過ぎていく持ち時間のなかで如何に話題を組み立てるかが成功のカギと見た。
成功は失敗から積み上がるもの。次のお話会は捲土重来編となるのか否か…乞うご期待！
最後になるが、吉田さんを初めとするビクターエンタテインメントのスタッフの皆様と各所関係者様、素敵なリリースイベントをありがとうございました！
そしてそらちゃん！
リリイベありがとうございました！
いやぁ…場数踏まないと中々難しいね～
内容全部飛んで「このイベント楽しい」しか言えないマンだったし、日頃の感謝とか全然伝えられなかったけど……それでも最高の時間だったよ！ありがとう！
いつでも応援してるよ！(๑╹ᆺ╹)✨
アルバムも楽しみ！