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続・夢色の空に輝く星 青の世界で見つけたもう1つの答え

はじめに
前回の記事をお読みくださった方々、大変ありがとうございます!Twitterでいいねやリツイートして頂いたり、わざわざ感想をくださったり…、とても嬉しく思っています。お返しは記事を書くくらいしか出来ませんし、投稿も不定期になると思いますが、今後も「またなんか書いてるよ」くらいの気持ちで見ていただければ幸いです。


あるそらともの独白
今回の記事は前回の補足記事である。といってもただの独白なので、前回の記事を読んでいなくても問題ないが、出来れば前回の記事も読んで頂けると助かる。
https://note.mu/cupjam_darma/n/n094ea815575d

さて今回は、前回の記事で書けなかった事を書いていこうと思う。それはライブに至るまでの「そらとも」としての想いと、ちょっと悩んでいた話である。そらちゃんへの感謝は感想には絶対入れようと思っていたが、ライブの感想以外を書くと余計に長くなってしまうし、本筋からは外れるのであえて入れなかった(若干後半で触れたけど)。本当はお蔵入りにするつもりだったのだが、最近「ちょっと悩んでいた話」にようやく自分の中での整理がついたので、思い切って掲げることにした。

1、 私のそらとも歴と2つの出来事
前回の記事でも触れたが、私がそらちゃんを初めて見たのは彼女の初Youtubeライブとなった2017年12月25日のクリスマス配信であった。それ以前からそらちゃんの名前は知っていて、その日の生放送の終盤を少しだけ見たのが始まりだった。配信を通しで見たのは12月28日の生放送が最初だ。

元々バーチャルYouTuberはキズナアイちゃんやミライアカリちゃん、歌がめちゃくちゃ上手い子として当時話題になっていた富士葵ちゃんをチェックしていた。まだホロライブはなく、カバー株式会社のときのそらだった頃だ。2017年12月末は俗に言う「バーチャルYouTuber四天王」が出揃い、バーチャルYouTuberが爆発的に人気となった時期で、様々なⅤの者たちがしのぎを削り始めた頃である。そらちゃんはこの時期、富士葵ちゃんやのらきゃっとさんと共に『裏四天王』と呼ばれていたこともあるが、失礼を承知で言うとそらちゃんへの注目度はこの時点ではそこまで高くなかった。

1つ目の大きな出来事は翌2018年1月5日、あのミラティブ配信である。

※こちらは放送終了後の反省会の配信。

あまりにも有名な配信なので内容の詳細は省くが、多くのそらともが感じたように、私も「守護らねば…」という気持ちになった。その後の1月16日のミラティブ放送では短期間で大きく成長した彼女の姿を目の当たりにした。この頃から「そらとも」としてそらちゃんの夢を応援していきたいと考えるようになった。今思えば、初めて配信を見たときからもう「そらとも」だったのだろうけど。
2月の『夢色アスタリスク』公開の時は、私も「そらちゃんは無理しているのではないだろうか…」、と心配していたうちの1人だ。『アメイジンググレイス』のようにある程度高い歌は歌っていたが、その前の『木の芽時の空』がしっとりとした歌だったので凄く困惑した。しかしその後の生放送で生歌を披露してくれたことで、自分の考えが杞憂だったと知った。それと同時に、夢を叶えたいという彼女の強い信念と、そらとも1人1人を大切に思ってくれている優しさを感じることが出来た。

そして5月、2つ目の大きな出来事が起こった。3日の新衣装お披露目である。

新衣装お披露目のテーマ(本当は『Tartar sauce』というらしい)が流れて画面が変わったとき、そこにはステージ上で輝くアイドルの姿があった。そして緊張しながらも『わたしとあなたと皆さまと』を歌うその姿を、今でも鮮明に覚えている。「夢を応援したい」とぼんやりと思っていた気持ちは、夢に愛を持って努力する姿を見たあの日から「そらちゃんなら必ず光輝く横浜アリーナの舞台に立てる、立たせてあげたい、その夢をそらともとして一緒に追いかけたい」という明確な想いに変わった。
余談ではあるが、そらちゃんの新衣装をデザインしてくださったアマ…おるだん先生は以前から応援していた絵師さんだったので、すごく嬉しかった。

しかし、6月からは仕事が忙しくなり、生放送を見ることがほとんど出来なくなっていった。そんななかでも配信はアーカイブで休日にまとめてチェック、お歌の動画は通勤中に流しながら聴くなどしていたし、大きな舞台で頑張るそらちゃんの活躍を配信で見たり、Twitter越しに伝え聞いたりしていた。また、ホロライブの後輩たちが増えていって、そらちゃんと楽しそうにしている姿を見るのは嬉しかった。10月になるとますます余裕が無くなっていったが、11月3日のニコニコ超パーティーで歌っていた「オツキミリサイタル」には凄く励まされ、勇気をもらった。いつか生で聴きたい、そう思った。

年が明けて1月10日の配信では業界大手のVictorさんからメジャーデビューをするという発表があった。発表されたときは駅構内で思わず大声で叫んだ。自分のことのように嬉しかったし、あの「Victor」からデビューするというところに彼女の強い想いを見た。それからは3月にメジャーデビューを果たし、4月からはドラマにも挑戦するなど、そらちゃんはますます活躍するようになった。自分の方も4月に入ると仕事が落ち着いてきたので、生放送をリアルタイムで見られるようになった。放置していたTwitterを動かす余裕も出てきて、そらちゃんのtweetに返信やリツイートをするようになってきた。そんな時、第3の出来事が起こった。

2、「応援する」ということ


6月27日、そらちゃんのお化粧が新しくなり、さらに10月に1stワンマンライブを開催する、という発表があった。涙ながらに歌う『好き、泣いちゃいそうだ』には心打たれたし、今年の目標に掲げていた初のワンマンライブ開催に大歓喜した。しかしそれ以上にショックが大きかったのは、そらちゃんが周りから求められているギャップに悩んでいるということだった。ハンマーで頭をかち割られたように衝撃を受け、愕然とした。そらちゃんの言う「みんな」が誰の事なのか明確には分からないが、文脈から察することは出来た。「自分の応援が彼女の負担になっていたのかもしれない…。悪意ある言葉はもちろんナンセンスだが、応援する言葉でも受け手のことを考えて発しなければならない。今後はよく考えてから言葉にしよう。」放送終了後はそんなことを思った。

その後も日々の挨拶やお知らせに対する返信はしていたし、配信にも変わらず行くことはできた。しかしあの言葉が忘れられなかった。「そらちゃんの夢を応援したい、けれどその応援自体がそらちゃんに負担をかけてしまっているのだとしたら…」、時間がたつにつれそんな罪悪感のようなものを感じるようになっていった。なるべく「頑張って」という趣旨の言葉や「~をしてほしい、~を歌ってほしい」というメッセージは負担にならないよう送らないようにしていた。送ることが出来なかった。「自分の応援自体が実はただの理想の押し付けなのではないだろうか、だとしたら応援する意味があるのだろうか…」、ついにはそう考えるようになった。あのアーカイブを見直しても、歌を聴いても、色々考えても、答えは出なかった。

もちろんワンマンライブは凄く楽しみにしていたし、現地のチケットが落ちたときは正直悔しかった。そらちゃんが9月に『ロストワンの号哭』を披露したときにはその成長を実感したし、このレベルの歌が生(ライブビューイングだけど)で聴けるのかと思うとワクワクした。期待と葛藤、自分の中でもやもやした矛盾を抱えながら、10月のライブを迎えた。

3、 青の世界で見つけたもの
ときのそら1stワンマンライブ『Dream!』。これが、自分にとっての4番目の大きな出来事となった。開演前は「今の自分にちゃんと応援ができるだろうか」と不安だった。けれど1度しかない1stワンマンライブを全力で楽しみ、全力でそらちゃんを応援する周りのそらともさんの姿に、そんな不安はたちまち吹き飛んだ。そして、ともに応援する中で、自分の心境に変化が生まれた。

『「信じる、君だから。」 本気の声出して 「絶対ダメなんかじゃない!君が望めばまた出会える!」』
再び披露された『オツキミリサイタル』の歌詞だ。あらかじめ歌うであろう曲の予習はしていたが、超パで聴いたこの曲が来るとは思ってもみなかった。「何度でもこの空間に来たい!だから本気で応援してもいいんだ、応援したい!」、辛かったときを支えてくれた思い出の曲は、もう一度勇気をくれた。

『共に歌おうずっと!ともに歩もうずっと!』
『ファンサ』の歌詞だ。以前からライブで披露すると告知していたが、数多ある曲の中で、なぜこの曲を選んだのか。その答えは後のお手紙の事を考えると分かる気がする。この歌詞はそらちゃんの気持ちであり、そらともの総意である、と私は思っている。

『どんな答えが君を襲っても 私ずっと味方だよ』『他の誰でもない 君らしさが大好き!』
この日発表された新曲『フレーフレーLOVE』の歌詞である。そらちゃんを応援する理由はこれに限る。そらちゃんに強くて優しい心があるからこそ、今日まで私は彼女を応援し続けている。ほかのどのⅤtuberさんでもない、ときのそらじゃなきゃダメなんだ。原点に立ち帰ることが出来た曲である。

極め付きは『好き、泣いちゃいそうだ』である。前の記事でも書いたが、アルバム『Dreaming!』のなかで一番好きな曲である。6月27日の放送で披露したときとは全く別次元のレベルに達していた。歌詞の全てが刺さったがあえて挙げるならこの歌詞。
『胸の痛みはきっと好きの合図なんだね 痛くて苦しくてこんなにも温かい』。

そらちゃんのお手紙はボロボロ泣いた。これまでの感謝と、これからもみんなと一緒に夢の道を進んでいきたいという彼女の言葉が心に響いた。「2017年の12月に出会って、応援してきた自分の選択は間違いじゃなかった。そして、5月のあの日から一緒に夢を追いかけたいという、自分の気持ちは変わっていなかった」。その事に改めて気づかせてくれたのは、全力で歌って踊るそらちゃんと、全力で応援するそらともさんたちだった。本当に感謝しかないです。

やっぱり自分にとって、ときのそらは最高のアイドルなんだ。

4、 答えと目標
これだけ書いておいて、ライブ後もまだ矛盾は無くなってはいない。どう応援するのが正しいのか答えは出ない。きっとこれからもこの「好き」と葛藤を抱えながら、それでも、そらちゃんの夢をみんなと一緒に夢を追いかけていくのだろう。それも悪くない。

6月の事や『Dream!』を経て、改めて確信した。「そらちゃんの夢を、そらちゃんやそらともさんと一緒に追いかけたい!」今は確かにそう言える。「不安があっても、好きだからこそ応援する。そらちゃんが全力で夢を追いかけてるのに、応援する自分が全力じゃなくてどうするんだ!」それが見つけた答えだ。
「探し続けて見つけたここからが僕らのスタートライン」なんだ。

ライブ後のある日、そらちゃんの『愛言葉Ⅲ』をなんとなく聴いていてハッとした。
『消えない後悔と 覚めない愛情が 恋を再起動(リブート)する』
https://youtu.be/pMFOJWPC0cA
自分の気持ちを映したような歌詞だった。3か月悩んでいた答えはすぐ近くにあったのかもしれない。本当にバカである。

そらちゃんが夢を叶えることは自分にとっての願いであるが、実はもう1つある。「そらちゃんにはありのままに、ホロライブの皆や他のⅤtuberさんと明るく楽しく笑顔でいてほしい」それが1番の願いである。何かに振り回されることなく、誰かの悪意に沈むことなく、自分の意志で自分だけの道を歩んで行ってほしい。そらちゃんが選んだ道なら迷わずついていこう。「全肯定」とか「甘い」とか言われるだろうけど、俺はやっぱり好きな子には笑顔でいてほしいし、彼女なら信じられる。

ライブの後、自分には1つの目標が出来た。それは、いつかこのnoteでそらちゃんの横アリでのライブレポートを書くことだ。今は来るべきその日のためにいろいろ記事を書いておきたい。自分たちだけじゃ勿体ない、もっと色んな人にそらちゃんのことを知ってほしい。最近はそう思うようになってきた。今回の記事はともかく、これからはそらちゃんを紹介したり、感想を述べる記事を色々出していきたい。そらちゃんだけじゃなくて、他にも色々書いていきたい。

最後に、この記事を書いている途中(というか昨日)の11月3日、『オツキミリサイタル』の動画が公開された。まだの人はぜひ。
https://youtu.be/VwCJHXpZFU4
何度聴いてもいい曲である。ラスサビの映像が『わたしとあなたと皆さまと!』のMⅤを彷彿させてとても良かった。
https://youtu.be/pKASI4dEG3A

もう思い切って書くが、『わたしとあなたと皆さまと!』(通称『ととと!』)と『海を泳ぐ月』はぜひライブで聴きたい曲である。

思えばそらちゃんを応援してきて、もう2年である。『ととと!』から今回の『オツキミリサイタル』まで、長いようで短く、色々な事があった。来春にはミニアルバムが発売されることが決定しており、ホロライブ内でも何やら動きがあるようだ。あ、今日の配信のURL貼っときます。


そらちゃんやホロライブの皆はこれからも活躍していくだろう。先の未来がどうなるかは分からないが、自分はこれからも「そらとも」の名に恥じないように行動して、彼女を、ホロライブを信じて応援し続けたい。


ここまで読んで頂きありがとうございました。感想等はTwitterまで。

2年後。そして答えの先へ…。