ファンファーレ鳴り響く時 ーときのそら5周年記念ライブ感想ー
0,はじめに
9月7日と言えば、我らがバーチャルアイドルときのそらちゃんのデビュー日であり、2022年で5周年を迎えた!本当に嬉しい限りであると共に、皆で駆け抜けた日々を思い返すと感慨深くもある。そんなそらちゃんが同日に5周年記念ライブの感想を、かなり遅くなってしまったが書いていこうと思う。
そらちゃんによるライブ感想会はこちら!
1,進化してRePlay!
最初は昨年11月にリリースされた3rdアルバム『Re:Play』に収録されているカバー曲達からスタート!1曲目は『HOT LIMIT』。暑さは和らいできたけれど、まだまだ夏は終わらない!
『Role:Play』を越えて、全体的にグレードアップされているのがよく分かる。歌はもちろん抜群であるが、ダンスのキレが一段と上がっていた。心地よいハイトーンとキレのあるパフォーマンスが、心踊る暑さと弾けるような爽快さを演出した。
あん肝もこの日限りのHOT LIMIT衣装でパフォーマンス。かわいい。
2曲目は『嘘』。先ほどとは一転して、しっとりとした低音に身を委ねる。衣装も変わってDream!衣装だ。
『嘘』では温かな優しさと空虚な孤独感を見事に歌い上げている。以前のアルバム感想記事でも書いたが、Cメロからのラスサビの歌い方が本当に秀逸。
高音も凄いけど、低音も良いのよそらちゃんは。深みがあり、気持ちを揺さぶる低音もまた、彼女の武器だ。
3曲目はハイテンポでエネルギッシュな『God Knows…』。『Role:Play』の時以上の見応え、聞き応えのあるカバーに仕上がっていた。
AメロBメロとサビでつく緩急をスタイリッシュかつパワフルに歌う姿に脱帽。また、歌やパフォーマンスだけでなく表情にも注目したいところ!
さらに曲終盤ではDream!衣装からドレス衣装にチェンジ!ラスサビはパフォーマンスも歌声もより力強さを増した。
MCの時もところ狭しと動いていて可愛かった。そうそう、そらちゃんの4thアルバム『Sign』も9月7日にリリースしたので、皆買おう!!(ダイマ)
2,新星見参
4曲目からは4thアルバムの曲を披露していった。4thアルバムについては別に感想記事を書くので、ここでは軽く触れるだけに留めておこう。
4曲目は『ピッとして!マーマレード』。マーマレードと聞くと『マ◯レード・ボーイ』を思い出す…。
そらちゃんのオリジナル曲はそらちゃんの想いを唄った歌詞が多いが、この曲も想いと歌詞が絶妙にマッチしている。優しくて、けれど強い想いを透き通る高音で高らかに歌い上げる。パフォーマンスもお気に入りだ。
歌詞も、台詞パートも、そらちゃんの想いをしかと受け取った。配信でも、歌でも、自分の想いをいつでもしっかり伝えてくれるそらちゃん好き。
続いては、以前応募していたsoraSongグランプリの優勝作品の発表と共に、その1コーラス分が初披露された。その名も『ケ・セラ・ソラ』!!
明るく賑やかな曲調と歌詞がノリノリになれる。このワイワイとした楽しい感じがとっても楽しくなってくる。振り付けもかわいらしい!
合いの手もあり、ライブで楽しい曲なんだろうなぁ。フルが待ちきれない!
そして、4thアルバム『Sign』の華とも呼べる曲、『そらのとき』を披露!この曲は、「冬の女王」としてその名を馳せ、今なお第一線で活躍するビクターエンタテインメントの大先輩、広瀬香美さんが作詞作曲している。
広瀬さんらしい特徴のあるメロディラインとそらちゃんの軌跡と未来を感じさせてくれる歌詞が調和し、素敵なハーモニーを奏でる。また、クラップや掛け合いを多用しており、ライブで楽しい曲となっている。そらともの真価が試されている…!
3, Unison!
ゲストパートは0期生揃っての『Shiny Smily Story(2022 ver.)』!MCでも述べていたが、0期生が揃って歌うのは1st fesの豊洲NSS以来だ。新生SSSが来るとは思っていなかったから、I'mビックリ!
そらちゃん、次いでロボ子さんから始まったホロライブ。さくらみこちゃんは別企画として始まり、後にホロライブへ加入。星街すいせいちゃんは個人勢として活動を始め、やがてAZKiちゃんと共にイノナカミュージックとして活動した後、タイミングはそれぞれ違うが2人共ホロライブに転属した(厳密にはイノナカもホロライブではあったが)。他の期生とは違い、それぞれが違う道を歩んできたのが0期生だ。
そんな5人がこの場所に立ってSSSを歌うからこそ、特別な意味があるのだと思う。歩いてきた道や志は違えど、想いは1つ。そう感じた。
曲の話をすると、5人のパート分けにも注目したいところだ。普段ホロライブを見ている人ほど「おっ!」となるパートや珍しいパートがあり、この曲だけでお腹いっぱいだ。オリジナルのSSSとはまた違ったスタイリッシュなメロディアレンジもクセになる。もうここだけで見所が多すぎて何度も見返してしまう。このライブ、本当に無料でいいの?(SSS 2022ver.のMVについても色々語りたいが…それはまた機会があれば…)
ここで告知もあったが、5周年記念のグッズも販売中なので、皆買おう!待望のザリTもあるよ!
4,ファンファーレと共に、未来へ
ライブのラストを飾るのは4thアルバム『Sign』より『ユメゾラ☆ファンファーレ』。そらちゃんがアルバム内で1番のお気に入りだと言っていた曲だ。
作詞はまつもとななみさんで作編曲は藤原彩豊さん、ギターで青木康平さんと、個人的にそらちゃんのベストアイドルソングだと思う『好き、泣いちゃいそうだ』のメンバーが再集結!今回も素敵な曲を聴くことが出来た。
もうイントロから神であり、駆けるようでありながらロマンチックなメロディラインも美しく、1番のBメロからサビまでの徐々に上がっていくメロディやCメロで一旦止まってからラスサビに行くのが特に印象的だ。
そしてファンファーレの名にふさわしい、未来への希望とこれまでの感謝を歌う歌詞も、聴いていると元気をくれる。歌詞の言葉1つ1つが素敵で、特に1番の…これ以上は次の記事に取っておこう。歌詞とは少し違うが、ラスサビ前の言葉にもグッときた。
ライブの最後にお知らせがあったが、ワンマンライブも決定した。告知自体はライブの少し前に飛び込んできたが、てっきり年明けくらいかと思っていたから驚いた。考えてみれば、2ndライブの『パラレルタイム』もこの時期だったから、確かにあり得た話だ。私は玉砕覚悟で昼夜で2種類づつ応募してみたが、さて如何に!南無三!!
思えばこの5年間(厳密には4年9ヶ月くらい)、長かったけれどあっという間の時だった。飽き性の私がこれ程までに彼女に熱中して、なおかつその想いにここまで影響を受けるとは、活動を見始めたときは思ってもいなかった。今回もMCパートでも、歌う中でも想いを込めて感謝を伝えてくれるそらちゃんに、こちらも心動かされた。
だからこそ、感謝を込めて私もこうして文を書くのだ。ボキャブラリー不足だし、今作のように筆は遅くて、まだまだ猛者たちには遠く及ばない。しかしせっかく書くのだから、もっとそらちゃんの魅力をまだ見ぬ人たちに伝えたいし、いつかは彼女のように人の心に響く波紋を起こしたい…なんて密かに思っているが、そういう風にザ☆陰キャな自分が変わっていったのも、彼女のおかげだ。そうして変わっていく中でも変わらないものがあるとすれば、信じて応援していくことだ。6年目も、その先も、変わらず応援していきたい。
そらちゃん、ゲストの0期生や本ライブに関わったスタッフの皆々様、そらともさんたち、素敵な時間をありがとうございました!
そして…そらちゃん、5周年おめでとう!!(激遅)
(๑╹ᆺ╹)っ🎉パーン
ここまでお読み頂きありがとうございました!感想は下のコメント欄かTwitterまで!
次回は4thアルバム『Sign』の感想です!