自分を俯瞰し、ネガティブ思考ループの罠を吹っ飛ばすコツ
これまで私が普段考えていることや自分なりに立てた理論を綴ってきましたが、今日からは実践編です。
自分の全てを受け入れ、ありのままの自分に還る
最終的な目的地はここです。
「自分の全て」とは、「自分の好きなところも苦手なところもひっくるめて」受け入れること。
私の考えの基本は「一切の価値判断をしないこと」ですから、そもそもこの目的地に達したら好きも嫌いも無くなって、自分自身をそのまま受け入れることになります。
そのレベルに達するには試行錯誤する経験が必要です。常用の使い方ではないのですが、「色々な経験を経て巡りめぐって"ありのままの自分"にかえってくる」という意味で「還る」という漢字をあてました。
価値判断を手放すには相当の時間と努力と心の鍛錬が必要です。また、それを達成するための道筋も一人一人全く異なるものであるため、ステップバイステップの具体的なアプローチを示すことはできません。
が、迷ったときや心がブレそうになったときに立ち戻るべき「基本となる考え方」はありますので、そこを整理してお伝えしてきますね。
ネガティブ思考ループに陥らないためには、心を他の感情で満たしてしまえばいい
何度も繰り返してお伝えしていますが、人生雨が降らない日はありませんよね。むしろ雨が降らないと虹が出ないように、人生において落ち込む時間をゼロにすることは不可能です。悲しい時に無理やり楽しむことができないように、感情をコントロールすることも不可能。
ネガティブな感情はゼロにできないけれど、ネガティブ思考ループに入らないように思考や心をコントールすることは可能です。
ループの罠に落ちないようにするには、ネガティブ思考ループが嫌がる感情で心や思考を満たせばよいわけです。ループの罠が入ってくる余地を与えないこと。
ネガティブ思考ループが嫌がる感情とは「幸せ」とか「ポジティブ」ではないのです。
ネガティブ思考ループが嫌がる感情は「感謝」です。「ありがとう」です。
自分の人生一瞬一瞬の輝きに心の底から感謝をすること。
自分の心や思考を感謝で満たすこと。
これでネガティブ思考ループを追い払うことができます。
それだけ?と思った皆さん。本当にそれだけです。シンプルでしょう?
究極の真実こそ、シンプルである。
私が読んでいた本の中に、「真実は、それ以上分解することのできないとてもシンプルなものである」と書いてありましたが、まさしくその通りです。
しかしシンプルだからこそ奥深く、その神髄を理解するのには時間と絶え間ない練習が必要になります。
感謝で心や思考を満たすアプローチの基本は、明日からお伝えしていきます。
参考記事
自分を俯瞰することについて↓
ネガティブ思考ループについて↓
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