「Cultivate the future maniwa 2023」参加者5チームが決定!
岡山県真庭市と株式会社ロフトワークが主催する、真庭の企業が外部の企業と共に、真庭の未来に繋がるイノベーション創出を目指すプログラム「Cultivate the future maniwa」。
2023年度の参加企業、都市部企業5社・真庭市内企業5社の5チームが決定しました!
本プログラムでは、最大4チームの組成を予定しておりましたが、多数エントリーがあり、評価の高いチームも多かったことから特別に5チームにて参加が決定しております。
Cultivate the future maniwa 2023 WEBページ:
2023年 プログラム参加企業決定のプロセス
3年目となる本プログラム開始にあたり、今年7月に真庭市内の事業者へのヒアリング・リサーチを実施。そこから、サステイナブルな未来を生み出すために"いま本当に大事なこと"を導き出し、6つのチャレンジテーマとして設定しました。
テーマに対し、真庭市内からプログラム参加企業の募集を行い9社エントリーいただきました。
その後、都市部企業募集では、説明会にて真庭市内企業9社よりそれぞれ挑戦したいことをプレゼンし、それに対しコラボレーションしたいと18社もの企業がチャレンジに名乗りを上げました。
個別打ち合わせやマッチング打ち合わせを含め、40回以上のミーティングを重ねた結果、結果5チーム・10社が参加企業として決定しました。
これから真庭の未来をつくる共創プログラムが始まります。
参加企業のご紹介
Team 1 【有限会社金田商店 × サーモメーター株式会社】
<有限会社金田商店>
パパママストア⇒独立系コンビニ⇒ディスカウントスーパーという流れで業態転換してきました。少子高齢化・激安チェーンストアの台頭・賃金や光熱費等の上昇など経営環境を脅かす事態の連続で、この先過酷な競争を生き抜くためにどうすれば良いのか頭を悩ませています。これからの地域密着型スーパーのあり方を一緒に考えて頂ける方を募集します。強みは生鮮品(肉・魚・野菜等)の仕入れと惣菜の製造です。https://www.facebook.com/nigiwaiichibamikaneya/?locale=ja_JP
<サーモメーター株式会社>
うつわと道具の工藝店SMLやオンラインストアkiguuなど自社事業の企画、デザイン、PRをはじめ、さまざまなプロジェクト立案や事業開発に取り組んでいます。
自社事業で培った経験や知識をフル活用し、クライアントのビジネスをデザインの力で活性化すべく、ともに悩み、ともに学び、伴走しています。企画、編集、表現、発信、スキームづくり、5つの力を掛け合わせる愛情たっぷりのデザインと支えてくださる素敵人脈が、わたしたちの強みです。https://www.surmometer.net/
Team2 【木工房もものたね × 株式会社飛騨の森でクマは踊る】
<木工房もものたね>
当社は蒜山高原近くの森の中で地元産の樹々を使ってオーダーメイド家具屋を営んでいます。地元の木を地元で使う、昔から当たり前にされていた事が今はできていません。林業の盛んな真庭市だからこそ、家具製作につかう広葉樹が手に入りました。そんな広葉樹を使ったプロダクトや木材販売、地木家具のブランド化を考えています。
http://www.momo-tane.com/
<株式会社飛騨の森でクマは踊る>
通称ヒダクマ。2015 年、飛騨の地域資源である広葉樹の森を活かすため、飛騨市と民間の出資によって生まれた官民共同事業体。自社有林、土場と製材所の隣に広葉樹で建てた「森の端オフィス」、木工房併設の体験型ものづくりカフェ「FabCafe Hida」を拠点に、飛騨の森とそこで生きる人たちの技術や文化を新たな視点で再発見し、世界中の人や情報と結びつけながら、新しいものや体験をつくっている。
https://hidakuma.com/
Team3 【樋口木材 × FROM NIPPON】
<樋口木材>
真庭は林業が盛んで、特に日本有数のヒノキの産地です。私はヒノキの建築用材の生産を専門としており、その中でも美しい材にするべく乾燥や原木の選定にこだわっています。新規住宅着工数の顕著な減少や若者の木に対する関心の薄れ等から業界を取り巻く環境は厳しくなっています。美しいヒノキの新たな価値や可能性などを考えていきたいです。
https://www.maniwanozai.com/higuchi.html
<FROM NIPPON>
FROM NIPPONは、製品、グラフィック、新規事業創造 等の包括的なデザイン提案事業を行っています。
経済循環が生まれる事で、地域ごとに新たな『営み』を創り出し、『モノ』が循環し、それが次の新しい『社会』へ繋がっていく。
地域の理想とする未来を実現するべく、伝統・技術・文化・生活の文脈を活かして、具体的なデザインの形やあり方を提案する事業を行っております。https://www.fromnippon.net/
Team4 【株式会社今本屋 × 株式会社ミーティング】
<株式会社今本屋>
弊社は障がいを持つ方に向けた、就労継続支援A型事業所「サラメシ本舗」を運営しております。得てして日本人がネガティブなイメージを抱きがちな「障がい(者)」という言葉と、同様に日本人にありがちな「金儲け=悪」という二つのマイナスイメージを掛け合わせをテーマに新しい事業を模索しています。
https://sarameshi-honpo.com/
<株式会社ミーティング>
わたしたちMEETINGは、「物事に物語を」をテーマに、そのモノやコトが生まれた背景やあり続ける意味を追求し、本質的な価値と向き合ってブランディング戦略を実行します。クライアントのブランド力強化のために「ブランドのデザイン」「コミュニケーションのデザイン」「戦略のデザイン」という3つのアプローチを基盤に、新規事業開発やプロダクト開発、サービス開発まで横断的にプロデュースします。
https://meeting.co.jp/
Team5 【まにわ日本蜜蜂企業組合 × 慶應義塾大学大学院メディアデザイン研究科】
<まにわ日本蜜蜂企業組合>
まにわ日本蜜蜂企業組合ともうします。弊組合は真庭市から指定管理を受け、「下湯原温泉ひまわり館」の管理運営を行っております。弊組合名には日本蜜蜂とありますがここ近年蜂蜜採取が思うようにいっておらず、蜂蜜以外に地産を考えジビエとペット温泉の販売にも力をいれております。ひまわり館は地域振興の拠点となることをコンセプトにさまざまな取り組みをおこなっておりますが、なかなか売上に結び付いておりません。地域にとって必要な組織、場所となるよう模索していきます。https://www.yubarahimawarikan.com/
<慶應義塾大学大学院メディアデザイン研究科>
メディアデザイン研究科(KMD)は、イノベーションを自ら生み出し、社会に向けて価値を創出する能力を持つ「メディア・イノベータ」の育成をミッションとする神奈川県にある大学院です。中でも閑プロジェクトでは、「サービスデザイン」というデザイン方法論を基盤に、研究フィールドや対象者に「閑」のあるサービスづくりを行なっています。地域コミュニティに焦点を当ててサービスをデザインを行う学生も多く所属しています。https://www.kmd.keio.ac.jp/ja/
運営・サポートメンバー
本プログラムの運営・サポートメンバーとして過去最多の14名で、今後のチームのサポートを行っていきます。
ーー<サポーター>ーー
ビジネスのレベルアップをサポートいただく
ビジネスメンター:藤田圭一郎(Setouchi Startups共同代表)
ビジネスメンター:山田 邦明(Setouchi Startups共同代表)
地域実装メンター:中国銀行
参加高校生8名のサポートを担う、大学生・高校生コンビ
高校生メンター:藤田 岳(Moon Japan CEO)
高校生メンター:今井 智紀(Moon Japan COO)
真庭出身で今後のプログラム運営の担い手として、
自主的に運営協力いただいている
運営パートナー:大塚 康平(KDDI株式会社、真庭市出身)
学生サポーター:大倉 未来(成安造形大学4回生、真庭市出身)
昨年に引き続きレポートの制作を担う
カメラマン/ライター:酒井 悠(真庭市地域おこし協力隊)
ーー<運営>ーー
全体統括:真庭市 平澤 洋輔
統括補助:真庭市 杉本 祐作
メインディレクター:ロフトワーク 皆川 凌大
ディレクター:ロフトワーク 寺田 麻里子
サポート ディレクター:ロフトワーク 寺本 修造
プロデューサー:ロフトワーク 二本栁友彦
今後のステップ
今後、以下のステップにてビジネスアイデアの創出を行っていきます。
次回の記事は、真庭市内で10月頭に開催のキックオフ/アイディエーションワークショップについてです。
どうぞお楽しみに
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?