第一次産業革命からweb3へ

元WIRED編集長ケヴィン・ケリーのこの一冊
読書前と後で大きく変わった意識があります。
トラッキングとプライバシーのバランスです。

数年前からブラウザやインターネットサービスではプライバシー保護への取り組みが、企業の売りとなりました。
それはそれで大切なことなのですが、一律にトラッキングを拒否するのではなく、上手く活用することを考えるようになりました。

広告を忌避するだけでなく、キュレーターのように使えば良いのだと。
図書館や本屋へ行って偶然の出会いを楽しむように、
偶然を必然へと近づける道具として。

web2の現代を分析する中で、
第一次産業革命がもたらした生活の変化、新しく生じた文化等、18世紀頃からの人間の暮らしについても記述してあり、
web3社会の予想も少し触れてありました。

 現代テクノロジーと、人間社会のここ3世紀ほどの変容を、ケヴィン・ケリー的視点で垣間見れる一冊でした。
面白かったです。

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