見出し画像

『樹木希林 120の遺言』



 幸せというのは
  「常にあるもの」
       ではなく
  「自分で見つけるもの」

 一人でいても
  二人でいても
   十人でいたって
  寂しいものは寂しい
   そういうもんだと
       思っている

 人間が
  抱えられるものには
   限度があって
     それ以上
   抱えようとしても
      抱えきれない

 「もっと、もっと」と
   いう気持ちを
     なくすのです
 「こんなはずではなかった」
 「もっとこうなるべきだ」
  という思いを一切なくす

 失敗したらね
  そこからスタートなの
   あまり深く考えない
 
 私の中に
  愚痴って言葉がないのね

 人生が
  すべて必然のように
   私のがんも
  まったく
   必然だと思っています

 年を取ったら
   みんなもっと楽に
     生きたら
  いいんじゃないですか
    求めすぎない
     欲なんて
  きりなくあるんですから

 マイナスの
   出来事も含めて
     自分の栄養かな

 自分で壁をつくって
  閉じこもっている
   若い人はいっぱいいる
   自由に生きていいのに
 自分で生きにくくしている
    そのぜいたくさ
   壁なんかないのにね

 心のこうべを垂れて
    相手に接すると
  案外通じるものだなって

 人間って存在
  そのものがこっけいで
   それでいてかわいくて
     悲しいもの
  人間なんて
    正しくないんだから

 「いつかは死ぬ」
   じゃなくて
    「いつでも死ぬ」と
   いう感覚なんです
  覚悟っていうのを
    すると気楽ですよ

いなくなっても
いや いなくなったからもっと存在感がある方です。

淡々とした言葉
淡々とした仕事
淡々としたしぐさ

でも一流ですね。

言霊が響いてきます❣️

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?