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「あなたと歩んだ日々」


今日、旦那の両親から離婚届を渡されました。
「貴女には幸せになって欲しいから。」
って。
私の旦那さん、若年性アルツハイマーという病気で、
施設に入ってるんです。
勿論、私は離婚する気はないので、
丁重にお断りしました。
私の幸せは、旦那の隣で生きていく事。
離婚なんて有り得ない。
記憶がなくなってしまい、
ただでさえ孤独な旦那を、
離婚してさらに独りにしちゃうなんて、
私には出来ない。
もう、旦那の記憶には私も、私との思い出もない。
でも、思い出話をしてあげると、
何も言わずに、
凄い穏やかな顔で微笑んで聞いてくれる。
話し終わると
「素晴らしいお話をありがとう。」
って言ってくる。
その素晴らしい思い出を作ってくれたのは
紛れもなく、あなたなんですよ。
次は私の番です。
あなたの記憶は日々消えていき、
残りませんが、
1日1日あなたと過ごす時間を、
あなたに素晴らしいと思ってもえるようにするから。
記憶がなくても、あなたはあなた。
ずっと愛してますよ。

心に響く魔法の言葉  より

あなたが忘れても私はあなたとの思い出を忘れない。

そんな強い絆を結ぶことが出来た。

何も知らない人たちには不幸にしかみえないかも知れないが

これ程愛おしく思えるような人とは簡単には出会えないのがわかるから

かけがえのない時に愛と感謝をこめて生きていく。

これが本当の幸せなのかもしれないとこの美しい話に想う❣️

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