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世界の餃子らしき料理探究 〜ペリメニ〜

餃子の定義ってなんでしょう。豚ひき肉と野菜の餡を小麦の皮で包んだものでしょうか?
いやいや、鶏皮餃子もあれば、餡にお肉を使わない餃子もありますよね。逆に、お肉を小麦の生地で包んでいても肉まんは肉まんですし、春巻きは春巻きなんです。

世界に目を向けてみると、「餃子らしき」料理はたくさんあります。そんな世界中の「餃子らしき」料理から私の中の餃子の定義というものを探したいと思います。
本場に食べに行きたい気持ちですが、都内で研究していきます!

ペリメニとは?

第一回は「ペリメニ」。
ペリメニはロシアの家庭料理の一つ。小麦粉、塩、たまご、水(または牛乳)、サラダ油を材料として薄く伸ばした皮に、細かく挽いたお肉や野菜を包み茹でるロシアの水餃子と言われる料理です。
中の具材ですが、餃子は豚ひき肉とキャベツやニラに対して、ペリメニはたまねぎと牛肉や羊肉などを使用して作られます。またタレは、餃子は酢と醤油とラー油に対してペリメニはバターやサワークリームソースがかかっています。シベリア方面はからしや酢など付けて食べるそう。
形は、帽子型(丸型)が一般的です。
ただ、家庭料理ですので、皮も餡もレシピは様々あるみたい。

帽子型の包み方

ペリメニを実食!

そんなペリメニを都内で食べられるお店として紹介するのが、京王井の頭線の「神泉駅」から徒歩5分程度の場所にある「BISTROT PELMENI」です。

お店の外観

今回は夜に伺い、牛肉のペリメニと仔羊のペリメニをいただきました。

皮は分厚すぎないものの、もっちりと弾力は強めな印象でトゥルンとした食感。
餡は野菜よりお肉メインです。仔羊の方が少しパンチを強く感じました。
トロッとしたクリームソースがかかっており、ディルの香りが効いているところも美味しかったです。

小ぶりですが、餡の肉肉しさと、皮のもっちり感で少量でも満足感のある料理だと感じました。

ニラやニンニクなどのパンチの強さ、香りはないものの、スパイスやハーブ系の香りがして、餃子と言われたら餃子。確実に餃子の仲間ではある。。(第一回にして判断早い)

こちらのお店はロシア料理店というわけではなく、ペリメニをメインとして、ナチュラルワインに合う料理を提供しているビストロなため、他にロシア料理を食べたわけではありませんが、ペリメニが美味しかったのでロシア料理に興味が沸きました。
ロシアは他民族国家なので伝統料理も様々、奥が深そう。
私はこれから餃子らしき料理の探究を始めたばかりなので、そちらはまたいつの日か。

ももこの餃子らしき料理の探究は続く。。

(文/ももこ)



ももこ
くいれぽ餃子の代表。
週3で餃子を食べ歩き、家でも餃子を作り、取り寄せ、焼いたり茹でたり蒸したりしている(家で揚げ物はしません)。
【好きな餃子のタイプ】
焼餃子:王道のニラキャベツが入ってるもの。具材は細かめ。 餡は「しっとり」「じゅわ」。皮は分厚くなくて、綺麗なひだに萌える。
水餃子:ニラ抜きお肉たっぷりシンプルもちもち
揚餃子:餡が「ふわっ」まわり「サクッ」
蒸餃子:ぷるぷるではなく、「ムチッ」としたものが好き

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