見出し画像

土間で回遊する家

物件名:Iマンション
所在地:東京都世田谷区太子堂
構造:鉄骨造地上3階建3階部分
築年月:1988年
専有面積:88.20㎡
施工費用:1500万円

画像1

Before

画像2

After


自宅をリノベーションしモルタル仕上げの土間に囲まれた大胆空間へ

画像3

バーチ無垢フローリングが張られたリビングを、モルタル仕上げの土間が回廊のように周りを囲む回遊性のある空間。
廊下やLDKといった概念に縛られない、大胆でフレキシブルな居住空間が誕生しました。

画像4

リビング・ダイニング・寝室の床一部を小上がりのフローリングにまとめ、この段差があるおかげで、同じ室内でも異なった雰囲気が楽しめます。
ポリカーボネートとスチールの鴨居が空間をゆるやかに区切る役目を果たしつつ、オーダー木製引戸を使って土間と居住空間を仕切ったり自由にアレンジすることで、さまざまな室内の表情を楽しむことができます。

画像5

20170319太子堂リノベーション_200918_0

土間は文字通り生活動線となっており、キッチン、洗面、浴室、トイレなどの水廻りは、全てこの土間の回廊を通って繋がっています。
さらに各所の合間にシナ材のデスクやパントリー棚などを造作、まるで京町屋に見られる通り庭のような多様な機能を持たせてあります。

画像6

玄関からROOM2へと抜けることのできるウォークスルークローゼットにも土間がつづき、内部・外部両方の性質を兼ね備え、使い方を工夫することでより豊かな生活に。
その分、居住空間がフリースペースとして際立ち、自然と家族が集まる、あたたかで開放的な空間となっています。


豊かな収納力

20170319太子堂リノベーション_200918_1

土間の部分が小上がりになっているため、床から高さをつけた段差の部分を収納スペースとして活用することができ、収納容量をたっぷりとっても、その上部分を生活空間として活用できるので無駄がありません。
そのため、狭小地でも空間を上手に活かすことができます。

↑ 小上がりに関してはこちらのnoteに記載していますので、ぜひ!こちらも見ていただけましたら嬉しいです!

20170319太子堂リノベーション_200918

さらに造作の棚も多く作られているため、家具を置くことなくたっぷり収納スペースを確保することができます。


写真

画像10

画像11

画像12

画像13

画像14

画像15

画像16

画像17


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?