大きなステッカー/2007.06.19

最近また見なくなっています。
でも、スポーツ自転車を持っているか興味がある方
ならおそらく販売店で教わっているかと思います。
前輪を簡単に外せるレバーに刻印があることを。

大きなステッカー

大きなステッカーに話題を戻します。
実はこの一見するとじゃまなステッカーにも
意味があります。
よく家電製品とか台所で使う容器などには
くどいほどの注意書きが貼ってあります。
もちろん、デザイン優先ならば貼りたくないのは
むしろメーカーの方。

でも「注意喚起」はクドイほどにやっていないと
事故が起こるから。
自転車の場合もそれは起こりました。

前述のレバー(クイックレバーと呼びます)が
外れて前輪がズレて転倒しました。
慣れている方ならそんなことあるの？と
言われそうです。
外れる原因の多くはレバーの締め忘れ。
だからこそレバーが締めた位置には
「CLOSE」。
開けた位置には「OPEN」と刻印されています。
よくこのレバーの締め方がわからずOPEN面で
レバー自体を回して締める方がいるのです。

一旦は締まったようにはみえますが
走行中の振動などで開いてしまいます。
乗り手からすると怖いのですがそれが
全て注意喚起から起因しているとしたら。

正しい使い方、知識のためには
こういう大きな視角効果が必要ですね。
もちろん、このステッカーにもデザインが
あり、このステッカーが秀逸だとは
思いませんでした。
全体のデザインに溶け込めば注意喚起が
疎かになりますがキリッとしたデザインが
今後は不可欠になります