見出し画像

素材の違い/2007.09.27

自転車のメインパーツでもあるフレーム。
このフレームには色んな素材が使われてきました。
この世に生まれた時のメイン素材は」。
そう自転車作りは大工仕事でした。

現代の最新素材は「カーボン」。
いわゆる複合素材でもある「CFRP」です。
自転車以外の利用は多く、飛行機はもちろんのこと
宇宙の世界では広く知れ渡っています。
自転車の世界では1970年代に既にカタチになって
いましたが大量に作られたのは2000年以降。
その前はアルミニュームとスチール(鋼)がメイン。

当時書いたブログはまさにカーボン時代が
大きくなっていた時代。
その分、それまでのスポーツ自転車を支えてきた
素材が金属だったのに対して非金属になった
タイミング。
自転車は交通事故やレース中の事故もあり
レースメカニックとして凄い壊れ方をたくさん
見てきました。

その中でとても印象的な事実。
乗り手が以外に怪我をしない時もその
事故エネルギー」を全て自転車が受けたか
のように凄い状態になる事が多め。
例えば自転車だけみたら乗り手の怪我は
凄そうなんだけど実はかすり傷なんてことも。

事故は怖いけど自転車が受けてくれるから
助かる、軽傷で済む例もたくさん。
ヘルメットも同じですね。

怖い話はここまで。
実は自転車フレームの素材で乗り味が
全く違います。
目をつぶっては乗れませんが乗り味の違いは
素材やサイズなどで明確に差があります。

これは経験され方なら共感してもらえるかな


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?