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情報依存、スマホやニュースから距離を取る

ニュースや関係のない情報には触れないようにしようと思う。テレビは見なくても問題ない。WBS(ワールドビジネスサテライト)を見ると、最近の世界や日本の情勢が分かるので、それで十分だ。

朝は天気予報と時刻だけ確認して家を出る。

朝から、殺人事件や汚職のニュースを聞いても良いことがない。嫌な気分になるだけだ。

マスメディアの情報は目を引くものが多い。特に不安や恐怖を喚起させる情報は、より人を引き付けやすい。良い情報よりも悪い情報に注意が向くように人間はできているらしい。原始時代からの名残だろう。良い情報は知らなくても死なないけど、「この実は毒だ」とか「誰と誰が喧嘩して怪我した」、「ライオンに襲われて殺された」とかは死活情報だった。

現代人は悪い情報を逃しても、めったな事では死ななくなった。環境が整備され、古代よりはるかに生き延びやすい。

「自然淘汰は人間の幸福など歯牙にもかけない」と何かの本に書いてあったがその通りだ。心配は9割が実際に起きないが、常にびくびくしてた方が万が一死ぬよりはマシだと人間の体は思うんだろう。のんびり楽観的でいる方が、本人は楽なのに、そういう風には人間の身体はできていない。

今はネットも発達しているし、環境が整備されて、良い時代だ。ブラック企業や過労死、うつ病等も溢れてるけど、今が一番自由な時代だと私は思う。

脳の容量が圧迫される気がする

便利な世の中だけど、いらない情報で記憶できる容量が狭くなっている気がする。ふと、頭によぎってしまい、酷いと夢にまで見たりする。

例えば、ホラーゲームについて調べていたら、ゾンビが夢にでてきたり。本来別のことに、脳を使うべきなのに、スペースが足りなくなってしまうのではないか。

深い思考に届かない

人の考えやネットニュースの情報に邪魔されて、自分自身で考えた思考が出てこない。深い思考にたどり着かない気がする。

ネット情報を探すよりも、自分で紙とペンで、書きなぐりでも良いから言葉を出すと、自分の答えにたどり着ける。たどり着く前に、ネットを見てしまうと、深い思考に届くまでに時間がかかる。

本当にやりたいことが何か忘れてしまう

深い思考と同じように、「これやりたいな」、「あれをやってみたい」と思ったことが、他人の意見を見たりして、いつの間にか忘れてしまう事が多々あった。

忘れないまでも後回しにしがちである。

いつ死ぬか分かる人は一人も存在しないのだから、自分がやりたいと思ったことを後回しにしてはならない。刻一刻と自分がやりたかったことをやる時間は少なくなっている、という事だけは自覚していたいと思う。

精神的ダメージを受ける

猫の写真とか、新種の生物が発見されました!といったニュース情報は、良いのだけど、悪意や妬み、差別的な表現を見ると、一気に気分が悪くなってしまう。そのことについて、勝手に考え始め思考が止まらない。

知らなくて良いことは、山ほどあるんだな。感情を切り替えるのに時間がかかるので、そういった情報にはできるだけ触れない方が良いだろう。

それと、HSPは情報への感受性、感度?も高い気がする。嫌なニュースへのダメージが大きい。網目が大きければ、記憶に残らずスルーできるけど、嫌な気持ちを引きずりがち。まずは目に入れないことが重要だ。

以上が、いらない情報を取り入れる弊害である。

脱デジタル ローランドのスマホの中身

この前たまたま、ローランドが脱デジタルについて語るyoutubeを見た。ローランドはホストということしか知らなかったが、スマホから距離を取る姿勢は徹底していて、しっかりした人なんだなと印象が変わった。

・SNSは時間制限(スクリーンタイム)を設定している

・スマホが触れないように、入れ物に絶対開かないロックをかける

・知りたいことはメモを取って、すぐググらない。

知らなくていいことの方が世の中には多い、とローランドは言っていた。目の前にあるものが全てで、どう思われるかは正直気になるが、好かれる人には好かれるし、嫌われる人には嫌われる。だから、もういいやと。

本当に好きな子と手紙でやり取りするような人生が良い、とも言っていた。

なお、シンガーソングライターのCoccoはガラケーすら持っておらず、手紙で友人とやり取りするらしい。ローランドとCoccoで文通したら良いかもしれない。

情報を求めるのはドーパミンのせい

ちなみに、情報の収集はドーパミンが出るらしく、ついつい止められなくなるようだ。古代は情報が貴重で生き残るのに役立つから、情報が溢れる現代でも人間は情報を求め続ける。情報はいくらでも供給されるから、終わりがない。

私は食べ物依存になったことがあるが、あの感覚に近い。止めたくても止められない。時間を使いすぎて終わった後に、後悔する。日常生活に支障をきたす。

知らないうちに、スマホやネット、情報への依存は忍び寄っていると思う。たばこやギャンブル、万引き等と違って犯罪ではないし、コストが非常に低い。時間帯も環境も気にせず、ネットにアクセスできる。

取捨選択をして、情報から距離を取ることを意識したい。



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