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終日研修で目標を全社で共有

こんにちは。(株)キュービック不動産広報課です。弊社では年4回、対外的な営業活動を丸一日休止して会議を開催します。全スタッフが部門ごとの課題と目標、その達成方法を共有することで、収益や効率のアップ、お客さまへのサービス向上につなげています。

 5月18日、弊社は社外の会場を終日借りて研修会を開きました。5月末決算の弊社では、6月から新年度が始まります。今年も弊社の第10期が始まる前に、各部門のトップが1年間の計画と目標、目標達成方法などをプレゼンしました。

 おかげさまで弊社は創業以来これまで順調に業績を拡大してきましたが、「これからもみんなでなんとなくがんばろう」では、スタッフたちもどう努力していいのかわからないでしょう。

5年ほど前から、具体的な行動や目標、その達成方法を立案して、全員で共有するしくみを整えました。

 弊社の社員は若手が中心であり、人前でのプレゼンに慣れていない人もいます。社内の会議とはいえ、多くの人が注視しているなかで目標などを説明する経験が、彼らのスキル向上に役立っています。

今回はたまたま、産休明けで久しぶりに参加した社員がいたのですが、「プレゼン技術も用意された資料も格段にレベルが上がっている」との感想を語ってくれました。

なお、どんな会社でも数値目標を立てるのは重要ですが、数値で全てを語れるわけではありません。とくにサービスの質や、お客さまへの心遣いなど、数値化できない部分についても注意を払うようにしています。

 こうした研修会は5月、9月、12月、1月と年4回開催し、目標がどこまで達成されたのか追跡調査し、目標が単なる目標だけで終わらないようにしています。

研修会のために通常の事業活動を1日休めば、そのたびに利益獲得のチャンスを逃すことになりますが、目標の明確化とスタッフのスキル上昇で、結局は効率が高まり、お客さまへのサービス品質も高まっていると実感しています。

 目標の共有だけでなく、楽しい職場作りも大切です。弊社には「キュービック会」という組織もあり、社員が計画・準備して焼肉、ボウリングなどの行事を開き、スタッフ同士の親睦を深めています。過去には社員旅行に出かけたこともあります。

仕事とプライベートは表裏一体で、若手が仕事で壁に当たっても、こうした親睦活動に一緒に参加したことのある先輩が相手なら、助言を得やすいはずです。組織内に「困っている人がいるならみんなで助けよう」という雰囲気も生まれます。

 以前は多くの職場でこうしたレクリエーション活動に力を入れていたと聞いています。いまでは「仕事は仕事、プライベートはプライベート」「勤務時間以外の社員に会社は関わらない」と割り切る風潮が広がり、こうした活動は下火になっているかもしれませんが、今後もキュービック会の活動を続けていきます。