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ベトナム人が一番楽しみにしている社員旅行!今年は「フラミンゴ・ダイライリゾート」に行ってきました。

2022年8月12日(金)、株式会社コントロールテクノロジーのハノイ支社・コントロールHRT(Control HRT、以下HRT)は社員旅行に行ってきました。

ベトナムでは、会社として最も重要なのが社員旅行とも言われるほど、非常に大切にされている社内イベントです。各企業の社員に「入社の決め手は何でしたか?」と聞くと、「社員旅行が楽しそうだったからです」と答える人は珍しくなく、社員旅行を楽しみにしているベトナム人は多くいます。

今年、HRT社員旅行の行き先として選ばれたのは、フックイエン(Phuc Yen)省にある4つ星リゾート「フラミンゴ・ダイライリゾート/Flamingo Dai Lai Resort」でした。

今回は、その旅行の様子をご紹介します。

フラミンゴ・ダイライリゾートはハノイ市内から車で約90分のところにある

台風の影響で大雨予報。しかし雨が止んで曇り空、涼しく快適に過ごせた最高の1日に

出発前日の8月11日(木)は、台風がハノイに到達するというニュースが流れていました。社員が一丸となって祈りに祈った結果、台風はハノイに接近する前に熱帯低気圧へと変わり、強風は収まりましたが大雨は続きました。

当日の翌朝もあいにくの雨。天気予報も一日中雨。前日からの大雨の影響でハノイ各地の道路が冠水してしまい、半数以上の社員が集合時間に間に合わないといった事態も発生。中止の判断が頭をよぎったほど、行く先に不安を抱えながらの出発となってしまいました。

ところが、目的地であるリゾートに到着する頃には雨はほとんど止み、地面は濡れて時々小雨が降るものの、外で過ごすには快適な涼しさとなったのは幸いでした。リゾート周辺は木々に囲まれた地域であることからマイナスイオンに溢れ、曇り空ではあったものの、施設内外の絶景を十分に堪能できました。

リゾート内ホテル棟1階のプール。東南アジアらしさが漂うオアシスのよう
ホテル棟屋上からの絶景。リゾート周辺は木々が多く、きれいな空気を肌でも感じられた

ダイライ湖のボートクルージングが貸し切りに!ベトナムの情緒あふれる景色を満喫

リゾート到着後、早速施設内にあるダイライ湖のほとりに向かうと、雨の影響で訪問者が少ないこともあり、穏やかな光景が広がっていました。雨が止んだ後の気候があまりにも快適だったため、当初のプランには含まれていなかった湖のボートクルージングを急遽申し込むことにしました。

その日、ボートクルージングを申し込んだのがHRTグループのみだったので、なんと24人乗りのボートは貸し切り状態!30分ほど湖を縦横無尽に駆け巡ってもらい、途中、湖のほとりで釣りを楽しんでいる人の姿もあり、ベトナムらしい風景を垣間見ることができました。

ボートを降りた後、全員がハイテンションになっている最中、1人の日本人スタッフが真っ青な顔でトイレへと駈け込んでいきました。波がほとんどない湖だったのに、まさかの船酔いです(苦笑)。どうやらリゾートへと向かう途中のバスの中で少々車酔い気味になっており、それが重なったとのこと。ハノイ郊外に出ると道路が整備されていないところが多いので、乗り物に酔いやすい人は出発前に酔い止めを飲んでおくのがおすすめです。

ボートをHRT社員で占領。8月なのにひんやりと冷たい風の心地よさは抜群!
対岸には別のリゾート施設があり、ボートからはヨーロッパ風の建物が見えた

湖のほとりでバーベキュー…の予定が雨で小屋内に変更。でも料理は美味で大満足!

当初、ランチは湖を眺められるほとりでバーベキューを楽しむ予定でしたが、雨で水たまりが増えた芝生の上でのテーブルセッティングが難しくなったため、急遽、屋根付きの小屋の中で実施することになりました。

最初は残念に感じていましたが、ちょうどランチの時間帯に雨が降り始めたこと、屋根付きの小屋はきれいで清潔感が漂い、貸し切り状態だったので、非常に満足のいく時間を過ごせました。

リゾート側で用意してくれた肉や野菜、エビは、ベトナム人社員が率先して焼いてくれました。その他の社員は、食材を運んだりテーブルのセッティングをしたりと、自然と役割分担が決まっていく様子には感動を覚えました。

一方の日本人スタッフは、何か手伝おうとしても、その準備進行になかなか入り込むタイミングを見つけられず、ベトナム人の無駄のない動きに感謝しつつ写真撮影に徹することに(笑)。ただ、誰一人さぼることなく、国籍や立場関係なく、みんなで協力しあう姿はHRT社のいいところです。

肉やエビが焼けたら、ベトナムではおなじみの「モッ!ハイ!バー!ヨー!」のフレーズで乾杯です。料理はすべておいしく、全員がほとんど残さず食べきり、日本人にも宿泊をおすすめしたいほどのクオリティでした。

タレに付けた肉は柔らかくてジューシー。エビや野菜も新鮮
みんなで協力しながら食材を焼き、食欲をそそる香りが会場に充満していく

食後は広い施設内を専用カートで散策。ゲームはチーム戦となり白熱した戦いに

リゾート施設は、ホテル棟、湖、バーベキュー会場以外にも、ヴィラ、公園、アートギャラリー、プール施設、ゲームセンター、バーなどがあり、かなりの広さを誇っています。そのため、施設内は無料の専用バス(カート)が20分おきに運行されており、各所へと移動しやすくなっています。

食後は、屋根付き小屋の前にあるバス停からカートに乗って、施設エントランス付近にあるゲームセンターへ。ハノイ市内にあるゲームセンターは規模が小さいところばかりですが、リゾート内のゲームセンターは日本にある大型ゲームセンター並みの広さがありました。最新のVRゲームから、昔ながらのコインゲーム、UFOキャッチャーもあり、各自がそれぞれのゲームを楽しみました。

意外に盛り上がったのが、エアホッケーとボタン早押しゲーム。今回の社員旅行は癒しが裏テーマだったので、チームビルディングのようなアクティビティは用意されていなかったのですが、ある意味そのゲームでチーム戦となり、スポーツ並みに動くことになってしまいました(笑)。

1時間ほど遊んだ後は、施設内をみんなで散歩。プールサイドで休んだり、コーヒーを飲んで一息ついたりしながら、最後の最後まで充実した時間を過ごすことができました。

約20人が乗車できる施設内移動用のカート。湖のほとりからエントランスまでは約5分
社員全員で白熱したゲーム大会。日本ではあまり見かけないゲーム機も置かれている

まとめ

帰りのバスの中で社員に今回の旅行の感想を聞くと、予想以上に楽しかったと全員が口をそろえて言っていました。フラミンゴ・ダイライリゾートは、さまざまなアクティビティが用意されている施設です。今回は日帰りだったので、もう1~2泊したくなったほど、ハノイにある他の日系企業さんにもおすすめできます。

企業によって社員旅行の日程や行き先、内容はさまざまですが、どの会社も力を入れて計画されています。HRTは前回、ベトナム北部の避暑地として知られるヴィンフック(Vinh Phuc)省のタムダオ(Tam Dao)へ行ってきました。今年はフックイエン省のフラミンゴ・ダイライリゾートでした。果たして、来年のHRTはどこへ行くことになるのでしょうか。

ベトナムの美しい風景とともにお伝えしますので、来年のレポートをお楽しみに!

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