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【ベトナム出張者向け】ハノイ・ノイバイ空港に着いたらすべきこと。両替→SIMカード購入→配車アプリDL

株式会社コントロールテクノロジーは、ベトナム・ハノイに海外支社・コントロールHRT(Control HRT、以下HRT)を構えています。

ベトナムは2022年3月15日以降、新型コロナウイルスによる入国制限が大幅に緩和され、コロナ禍以前の入国手続き体制に戻っています。日本も2022年10月11日より水際措置が見直され、入国が容易になりました。

今後、日本とベトナムを行き来する出張者や旅行者の数は大幅に増加する見込みです。当社グループでも、東京本社とハノイ支社のスタッフの往来は活発になる予定です。

その際、当社スタッフの中には初めてベトナムを訪れるという人もいるでしょう。今回はベトナム渡航初心者に向けて、ハノイ・ノイバイ空港に到着し入国審査を終えた後、忘れてはいけないステップを紹介します。

日本の大成建設が手掛けたノイバイ国際空港内

STEP1:両替

飛行機が着陸し降機した後、道なりに進んでいくと入国審査エリアがあります。日本のパスポート保持者であれば、入国日から15日間の滞在については査証免除となり、パスポート以外、特に提出する書類等はないためスムーズに入国できます。その後、預け荷物を受け取ってゲートを抜けたら入国は完了です。

ゲートを出たらまずは両替店へ行きましょう。両替店は複数並んでいて、24時間営業のところも多いためすぐに見つかります。ノイバイ空港の両替店はレートが悪い、という話はあまり聞きません。もちろん、ハノイ市内にはレートが良いとされるところはいくつかありますが、わざわざそこを訪れる交通費のことを考えると、空港である程度変えても問題ないでしょう。

ベトナムは多くのところでクレジットカードが使えますが、バスやバイクなどの乗り物、ローカル店などでは使えないこともあり、現金とカード両方を用意しておくのが無難です。出張中、移動が少なく、食事はベトナム料理店がほとんどであれば、1日50万VND(約3,000円)あれば十分です。もし移動が多く、食事は和食店や洋食店で、お土産店にも行き現金で支払いたい場合は、1日100万VND(約6,000円)は持っておくと安心です。

日本円をベトナムドンに変える際は「BUY」の数値が高い店を選んで両替を

STEP2:SIMカード購入

両替が済んだ後は、携帯電話のSIMカードを購入しましょう。ベトナムの大手通信会社は、「Mobifone(モビフォン)」、「Vinaphone(ビナフォン)」、「Viettel(ベトテル)」があります。この3社のSIMカードであれば、通信で困ることはほぼありません。

各社でプランが異なるため、滞在日数や1日のデータ使用量を考慮して、自分に合うカードを見つけます。Viettelの場合、1日あたり4GBで30日間使えるSIMカードは35万VND(約2,150円)です。

なお、ベトナム国内はほとんどのお店やホテルで、Wi-Fiに接続できます。稀に接続が悪いところも存在しますが、ローカル店でも多くがWi-Fiを用意しています。日頃、移動中に携帯電話を見たり、市内で道案内検索を利用したりしない人は、SIMカードを購入しなくてもある程度無理なく過ごせますが、緊急時のことを考えるとやはりSIMカードの購入はおすすめです。

空港でSIMカードを購入すると、店員が設定まで完了させてくれることもある

STEP3:配車アプリ「Grab(グラブ)」をダウンロード

SIMカードを購入し(もしくは空港のWi-Fiに接続し)、インターネットに接続できる状態であることを確認したら、次は配車アプリをダウンロードします。ベトナムの配車アプリは、「Grab(グラブ)」、「Gojek(ゴジェック)」、「Taxi Mai Linh(タクシーマイリン)」、「Taxi Group(タクシーグループ)」など複数あり、中でも日本人に便利なのが、英語表記があり、他の東南アジア諸国でも使用できる「Grab」です。

Grabをダウンロードしたら、まずはクレジットカード情報を登録することをおすすめします。予約時に現金払いを選択することも可能ですが、降車時にぴったりの金額を渡さないと、運転手がお釣りを持っていないというケースはよくあります。アプリ上でレシートは発行されるため、極力クレジットカードでの支払いが便利です。

アプリ内の案内に従って、空港の乗車ゲート番号と行き先、配車の種類を選びます。配車はGrabCar(4人乗り)で十分ですが、同行者が多いときはGrabCar 7(7人乗り)を選択しましょう。支払いがクレジットカード(もしくは現金)になっていることを確認して、予約ボタンをタップすれば、あとは車が見つかるのを待つだけです。

車が確定すると、画面に運転手情報と車のナンバーが表示されます。ここで注意したいのが、運転手からの電話です。予約時に乗車場所を指定しているのにもかかわらず、ほとんどの確率で「今どこにいるの?」という確認の電話がかかってきます。

ベトナム人運転手は、相手が外国人でも構わずベトナム語で話しかけてくるため、英語で何とか場所を伝えるか、英語が通じない場合は一旦コールを切り、または最初から電話に出ないようにして、アプリ内のメッセージで今いる場所の写真を送ると、無事迎えにきてくれます。予約した車の番号と実際に迎えに来た車の番号が一致していることを確認してから乗車しましょう。

Grabの予約画面
時間帯にもよるが、空港からHRTオフィスまでは約45分。片道31万VND(約1,900円)ほど

最後に

ハノイへ出張する人に向けて、ノイバイ空港に到着した後の必要な3ステップをご紹介しました。

入国ゲートを抜けた後、最も注意したいのが悪質なタクシーへの呼び込みです。あちこちで「Hey!Taxi!Taxi!」と呼びかけられますが、そのようなタクシーは基本的に高額で請求してくるようなところばかりのため、徹底して無視しましょう。あまりにしつこい場合は、はっきりと「No!」と伝えることが大切です。

海外渡航が初めてで、1人ではどうしても不安だという東京本社からの出張者は、HRTスタッフが空港まで迎えに行きますので、遠慮なく相談してください。それでは、東京本社の皆さんとハノイでお会いできるのを楽しみにしています。

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